こんにちは。たかです。
アメリカのFIREムーブメントの火付け役となった本の日本語訳が、出版されたそうです。
FIREムーブメントとは、『若いうちに経済的自由を獲得して、早期リタイアを実現しよう!』というものです。
この本に関して、こんな記事を目にしました。
『父が娘に贈る“お金がどんどん増える”考え方』です。
この記事の中に、この本の一部が書かれていました。
本の内容としては、こんな感じなんでしょうかね?
『賢い投資をして、会社に縛られないお金を手に入れよう!』
『そして、自由に生きよう!』みたいな。
大まかには、同意するんですが、ちょっとだけ、『??』って感じのところがありました。
今日は、その辺りを少しだけ書いてみたいと思います。
2万ドルで車を買う場合
この本の中には、こう書かれているそうです。
『現金2万ドルで車を買ったとき、その車の費用は2万ドルよりはるかに大きい』
『2万ドルを利回り8%で運用すれば、1600ドルの利息が得られる』
『つまり、2万ドルで車を買ってしまうと、実は2万1600ドルを失っているのです』だって。
簡単に言えば、車を買うお金があるのなら、投資したほうが良いってことなんでしょうか?
たしかに、そうかもしれません。
ですが、2万ドルで車を買うと、『車』を手に入れているのです。
仮に、2万ドルを投資していたら、『車』は手に入れることは出来ません。
ってことは、逆に考えれば、投資をすると、車を失っているってことになりませんかね?
手に入れたのは車だけではない
仮に、2万ドルで買った車は、以前から、ものすごくほしかった車だとしましょう。
その時の気持ちは、どんな感じですかね?
きっと、うれしくて、ウキウキするんじゃないでしょうか?
この気持ちは、今、2万ドルを使わないと、得ることが出来ないんじゃないですかね。
ってことは、2万ドルで手に入れたものは、車だけではないと思います。
『うれしい!』とか『しあわせ!』とか、特別な感情も、手に入れたんじゃないでしょうか。
お金は道具
僕は、お金は道具だと思います。
このお金という道具は、何にでも変身します。
車に変身しますし、家にだって変身することも出来ます。
あるいは、人の気持ちを変えることも出来ます。
ハッピーな気持ちにさせたり、苦しい思いにさせたり。
さらには、自分で増え続けることも出来るんです。
逆に、減ることだって出来ます。
ですが、お金は道具でしかないんです。
ってことは、この道具をいかに上手に使うか?
ここが、大事なポイントだと思います。
ただ、お金を貯めこむだけでは、お金という道具が増えているだけです。
それでは、何にも役に立っていません。
気休め程度ですかね。
お金は、使わないと、威力を発揮しないと思います。
先ほどの例でいえば、お金で2万ドルの車を買ったとします。
ですが、実は、3万ドルの車がほしかったのなら、喜びは半減するんじゃないでしょうか?
だったら、僕なら、お金を貯めて、3万ドルの車を買うと思います。
だって、2万ドルの車だと、うれしくないじゃないですか?
僕がお金を使う基準は、2つです。
ひとつは、どうしても必要な物なのか?
必要な物なら、買うしかありません。
でも、必要じゃないけど、どうしてもほしいもの。
それは、買うようにしています。
なぜか?
買った時に、うれしい気持ちになるから。
ただ、それだけです。
せっかく、お金を使うんです。
うれしくならないと意味がないように思うんです。
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最後に
機会があれば、『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』を読んでみたいと思います。
お金の増やし方のみならず、お金の使い方も書いてあるといいですね。
意外と、お金の使い方って、むずかしいと思います。
ですが、自分の中で、お金の使い方の基準を作ると、スパッと使いやすくなります。
反対に、絶対に使わない!ってことにもなります。
要するに、お金を使うかどうか、迷わなくなるんですよね。
みなさんは、お金って、どう思いますか?
本日も最後までお付き合いありがとうございました。