こんにちは。たかです。
アーリーリタイアを阻むものとして、『教育費』があります。
国立大学に進学しても、4年間で約250万円がかかります。
私立大学になれば、理科系ならば、約600万円はかかるでしょうね。
もし、実家から出て生活するようになれば、別途、仕送りが必要になります。
全国平均では、月に約10万円の仕送りをしているようです。
仕送りだけで、4年間で約500万円にもなるわけです。
ってことは、子供ひとり当たり、約1000万円は覚悟しないといけません・・・
今日、こんな記事を見ました。
『52歳貯金なく、ローンの返済が世帯収入の50%に達しています』です。
なんと、このご家庭は、お子さんが3人いたんですが、教育ローンで約1500万円の借金をしたようです。
現在は、お子さんは独立されていますが、残された教育ローンを、親御さんが支払いされています。
さて、どんなご家庭なんでしょうか?
登場するご家庭とは?
旦那さん58歳、奥さま52歳、お子さんは3人とも独立されています。
月の収入は、旦那さん19万円、奥さま18万円、合わせれば37万円になります。
ボーナスは、年間で40万円あるようです。
残念ながら、貯金はゼロなんだそうです・・・
支出は?
・車両費:1万円
・食費:5万5000円
・光熱費:2万円
・通信費:2万円
・趣味娯楽:7000円
・こづかい:4万円
・教育ローン:11万5000円
・その他のローン:7万円
・保険:3000円
・その他もろもろ
合計すると、37万円になります。
月の収入は37万円ですから、まったく、貯金が出来ないってことです。
しかも、教育ローンの返済は、あと12年残っているんだそうです。
さて、みなさんなら、どうしますか?
どうしようもない・・・
借金ですから、支払うしかないんですが、このままでは、自分たちの老後資金は貯めることは出来ません。
ん~、僕なら、子供に支払いをお願いしますかね・・・
だって、自分たちが使った学費ですからね。
全額とは言いませんが、少しくらいは、お金を出してもいいんじゃないでしょうか?
あとは、食費、通信費、こづかいなどを、削るしかないですかね・・・
それでも、老後資金を貯めるのは、むずかしいかもしれませんね。
教育ローンを借りてまで行くか?
僕は、『そんな大金を借りてまで、行く必要ある学校なのか?』って思います。
進学するにあたって、子供とちゃんと話し合わないといけませんよね。
具体的に、『○○円の学費がかかる』とか『教育ローンで○○円借りなければいけない』とか、経済的なことも話しておいた方がいいです。
さらには、『奨学金を借りてほしい』とか子供への負担も、お願いすべきだと思います。
我が家の娘は、奨学金を借りて、専門学校に通っています。
当然、働きだしたら、自分で返済しないといけないことも理解しています。
彼女は、『それでも、専門学校に行きたい!』と言ったので、僕は許可を出しました。
『教育費は、無限ではない!』ってことを、子供には理解させる必要があります。
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最後に
子供に、お金をかけすぎると、アーリーリタイアは遠のいていきます。
学費なんて、ほどほどでいいと思います。
だって、大学卒業して就職しても、3年以内に30%くらいは離職する時代です。
勉学にお金をかけても、あまり、意味ない時代じゃないですかね?
当然、子供が勉強したいと言えば別ですよ~。
教育費と住宅費は、アーリーリタイアの天敵ですので、ご注意ください!
本日も最後までお付き合いありがとうございました。