700万円の学費を準備することは出来るのか?もし、ダメな場合は?

 

こんにちは。たかです。

今日、こんな記事を見ました。

『40歳共働き、貯蓄10万円。長男の学費が捻出できません』です。

我が家にも、2人の子供がおります。

子供の学費って、大変ですよね・・・

文部科学省の報告によれば、幼稚園から大学まで、すべて公立に通った場合、約800万円の学費がかかるようです。

一方、すべて私立に通った場合、なんと、約2000万円以上かかるみたいです・・・

仮に、子供2人が、すべて私立に通ったら、家が建ちますよ。

今回の記事に登場するご家庭では、お子さんが美術大学に進学を希望しているようです。

さて、学費の準備って、出来るんでしょうか?

ちょっと、考えてみました。

登場するご家庭は?

旦那さん37歳、奥さま40歳、16歳と3歳、1歳のお子さんがいらっしゃいます。

この16歳のお子さんが、美術大学への進学を希望しているようです。

月の収入は、旦那さん22万円、奥さま15万円、児童手当2万5000円のようです。

月の収入としては、約40万円くらいになります。

ボーナスは、年間で58万円あるそうです。

しかし・・・

現在の貯金額は、約10万円。

かなり、心配ですね。

支出は?

では、支出はどうなんでしょうか?

・家賃:5万500円

・自動車ローン:2万円

・車両費:2万8000円

・食費:8万円

・光熱費:2万5000円

・通信費:3万3000円

・趣味娯楽:1万円

・教育費:4万1500円

・こづかい:4万円

・雑費:1万円

・保険料:6000円

合計すると、約35万円くらいになります。

月の収入は40万円ですから、40万円-35万円=5万円を貯金することが出来ます。

年間では、5万円×12か月=60万円を貯めることが出来そうです。

さらに、ボーナスからは、約30万円を貯金しているようなので、60万円+30万円=90万円を貯金することが出来ます。

長男が大学に進学するまで、あと3年です。

ってことは、長男が入学する時に手元にあるお金は、90万円×3年=270万円ってことになります。

これで、足りるんでしょうか?

美術大学の学費って?

この記事によれば、美術大学の学費は、こんな感じらしいです。

◉初年度納入額:168万円

◉授業料:年80万円

◉備品購入・実習費:年100万

ザックリ計算してみると、4年間で約700万円くらいはかかりそうですね。

ってことは、700万円ー270万円=430万円が足りないってことになります。

かなり、節約して貯金していかないと、学費を出すことは出来ませんね・・・

もし仮に、自宅外通学ならば、まったくお金が足りません。

ん・・・

どうしたものか?

僕ならこうする

僕だったら、子供が生まれた時から、学費の準備を始めます。

我が家の場合、大学の費用だけで1000万円は覚悟していましたからね。

幸い、我が家の場合、2人とも大学に行かなかったので、僕のアーリーリタイアの生活費になっています。

もし、僕がこのご家庭のような状況なら、子供と相談すると思います。

『どうしても、その学校じゃないとダメなのか?』って。

もっと、学費の安いところは無いのか?

大学以外に、勉強できるところは無いのか?

などなど、子供と話し合いをすると思います。

でないと、無理して進学しても、途中で学費が払えなくなり、退学することになれば、どうしようもありませんからね。

最後に

ホントに、子供にはお金がかかります・・・

なので、しっかりと貯金しておかないと、とんでもないことになります。

逆に、しっかり準備さえしておけば大丈夫です。

我が家のように、もし、使わないのであれば、親が使えばいいだけですからね。

子供ひとりあたり、幼稚園から大学までにかかる学費は、約1000万円のようです。

そのくらいは覚悟しておきましょう。

もし、政府が、子供ひとりあたり1000万円支給してくれたら、子育ても楽になると思うんですがね・・・

本日も最後までお付き合いありがとうございました。