年収250万円で老後資金を貯めることはできるのか?

 

こんにちは。たかです。

今日、こんな記事を見ました。

『独身、非正規社員で月収13万円。老後の生活が不安です…』です。

月の手取りが13万円、ボーナスが5万円なんだそうです。

年収にしたら、約200万円ですかね・・・

これじゃあ、生活苦しいですよね。

この方は、さらに手取りが2万円減ることになり、転職されたみたいです。

そのまま働いていたら、手取り11万円ですよ。

ちょっと、ひどいですよね。

なんとか転職に成功され、手取りは13万円と変わりないんですが、ボーナスは40万円くらいはあるようです。

さて、この状況で、老後資金って貯められるんですかね・・・

登場する方は?

28歳の独身女性です。

月の収入は13万円なんだそうです。

ボーナスは、年間で40万円くらい。

年収にすれば、約250万円くらいになるんでしょうか。

ちなみに、貯金は約200万円お持ちのようです。

この年収で貯金200万円って、すごいですね・・・

支出は?

一方、支出はどうなんでしょうか?

・実家への生活費:2万5000円

・車両費:9000円

・食費:1万円

・通信費:8000円

・趣味娯楽:3000円

・雑費:1万4000円

・保険料:1万1500円

合計すると、約8万円になります。

実家暮らしみたいなので、家賃が無いのが救いですね。

月の収入は13万円ですから、13万円ー8万円=5万円を貯めることが出来ます。

年間では、5万円×12か月=60万円になります。

仮に、ボーナスから30万円を貯金したとしたら、年間では、60万円+30万円=90万円を貯めることが出来そうです。

60歳まで働いたら?

現在、28歳ですから、あと22年働くことが出来ます。

すると、60歳時点の貯金は、90万円×22年=約2000万円を貯めることが出来そうです。

60歳から65歳までは、貯金を切り崩して生活します。

月の生活費は8万円ですから、8万円×12か月×5年=480万円が必要になります。

ってことは、65歳時点の貯金は、2000万円ー480万円=約1500万円ってことになります。

公的年金額は分かりませんが、ここでは、月に5万円だったとします。

月の生活費は8万円ですから、毎月3万円ほど不足します。

これを貯金から補填したとします。

年間では、3万円×12か月=36万円を貯金から切り崩すわけです。

すると、1500万円÷36万円=約40年で貯金が底をつきます。

ということは、65歳+40年=105歳まで、生きることが出来そうですね。

60歳まで働けるか?

計算上は、60歳まで働けば、なんとか生きていけそうな感じです。

ですが、もし、60歳まで働けなかったら、かなり厳しくなってしまいます。

さらに、家のメンテナンス費用を考えると、これでは、ちょっと不安が残ります。

そこで、投資をすることでお金に働いてもらいます。

月5万円を利回り3%で運用してみます。

すると、22年後の60歳時点で、約1800万円になります。

何もしなければ、1320万円にしかなりませんので、480万円お金を増やすことが出来ます。

リスクを負うことにはなりますが、やってみる価値はあるんじゃないでしょうか。

最後に

今後、日本の経済は、どんどん縮小していくと思います。

なので、20年後も仕事があるかどうかなんて、分かりません。

特殊な専門職を除いては、ほとんどの仕事が減っているような気がします。

そして、人口減少のため外国人労働者が増え、仕事の奪い合いになるかもしれません。

当然、安い賃金で働くことになるでしょう。

どんどんデフレの方向に行っているような気がします。

このまま日本で生活をするのなら、お金に働いてもらうしかありません。

労働でお金を稼ぐだけでは、限界があるように感じています。

株や不動産などの投資、会社に頼らないお金の稼ぎ方を見つけないといけないかもです。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。