こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『投資の不都合な真実…日本人が盲信している「長期投資・分散投資なら安心」は大間違いである』です。
投資をやっている方なら、『えっ?そうなの?』ってなりますよね。
一般的には、長期・分散投資が勧められていますから。
では、『なぜ、長期投資がダメなのか?』について、書いてみたいと思います。
30年後の経済なんて誰も予測できない
この記事を書いているのは、あの『荻原 博子さん』です。
長期投資がダメな理由を、荻原さんは、こう言っています。
『投資は、今ではなく将来を予想してやるものですが、1年後の状況はなんとなく予想できても、30年後の経済がどうなっているのかなどを予想できる人は、たぶん1人もいないのではないかと思います』って。
さらに、『30年前に6%ほどあった銀行の定期預金の金利が、30年後にゼロ金利になり、4万円近かった株価が2万円台にまで落ちるなどと予想できた人は、1人もいませんでした』だって。
これって、日本のことなんですかね?
まあ、日本みたいな株価の動きをしている国って、あまり無いと思います。
日本は、バブル崩壊後、すっと右肩下がりの株価でしたからね。
それでも、2012年あたりからは、右肩上がりになっています。
逆に、多くの国の株価は、だいたい、右肩上がりなんです。
中でも、アメリカの株なんか、メチャクチャ右肩上がりですよ。
長い目で見れば、株価は、上がっていくんです。
なので、将来のことは分からないから、『長期投資は危ない!』っていうのは、ちょっと、違うような気がします。
3か月の短期投資がおすすめ?
荻原さんのお勧めは、こんな感じです。
『 じつは、「投資」では、3カ月くらいの短期で利益を追っていくことのほうが正しいのです。なぜなら、めまぐるしく変わる経済状況の中では、20年先、30年先のことなど誰も予測できないからです』だって。
ん・・・荻原さんは、3か月先の株価が分かるんでしょうか?
だったら、今日の株価なんて、ドンピシャリ当てること出来るんでしょうね・・・
ハッキリ言って、3か月先の株価を当てることが出来る人なんて、ほとんどいないと思います。
当てることが出来る人は、とっくの昔に億万長者です。
そんな人、ほとんどいませんよね。(ゼロだとは言いませんが)
そのくらい、株価を当てることって難しいんです。
だから、素人は『長期投資』をするんです。
長期投資の方が、株価が上がる確率が高いんですね。
最後に
荻原さんって、ご自分で、株式投資やっているんでしょうかね?
もし、やっているのなら、メチャクチャ優秀なトレーダーだと思います。
3か月くらいの短期トレードで、バンバン利益を上げることが出来るのなら、プロですよね。
しかし・・・
本職は、経済アナリストですから、評論家でしょ?
こういったウソの記事に騙されないようにしてほしいですね。
でないと、素人の投資家が、お金を失ってしまいます。
これって、ホントに罪だと思います。
退職金を使って、3か月単位でトレードなんかしたら、あっという間に、スッカラカンです。
ド素人の投資家は、S&P500やNASDAQに連動するETFや投資信託に、積み立て投資すればいいんです。
そして、お金が必要になったら、必要な分だけ利益確定し、お金を取り出せばいいんです。
あとは、死ぬまで、投資を続けておけば、お金は勝手に増えるはずです。
ガチャガチャやればやるほど、損をするのが、素人の投資だと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。