こんにちは。たかです。
家計簿のつけ方って、家によって、それぞれじゃないかと思います。
中には、『家計簿なんか、面倒だから付けてないわよ!』なんていうご家庭もあるかもしれません。
今日、こんな記事を見ました。
『35歳、貯蓄15万円。3年以内にマンションを買いたいが・・・』です。
35歳で貯金15万円・・・
『3年以内にマンションを買う!』って言ってますが、ちょっと、不安になってしまいます。
さて、どんな家計なんでしょうか?
登場する方は?
35歳の独身女性です。
現在は、ご両親と同居されているようです。
月の収入は20万円、ボーナスは66万円あるんだそうです。
年収にすれば、約400万円くらいでしょうか?
貯金は、タイトルにあるとおり、15万円なんだそうです。
貯金は少ないけど、マンションでも買って、ひとり暮らしがしたくなったんですかね・・・
支出は?
さて、支出はどうなんでしょうか?
・食費:1万円
・趣味娯楽:3万円
・こづかい:2万円
・雑費:1万3000円
・保険料:1万2000円
合計すると、8万5000円になります。
月の収入は20万円ですから、20万円ー8万5000円=11万5000円は貯金することが出来ます。
でも・・・
現在の貯金は、15万円です。
なんと・・・
この11万5000円は、使途不明金なんです。
ちなみに、ボーナスから15万円を貯金しているそうです。
年間のボーナスは66万円ですから、66万円ー15万円=51万円も貯めることが出来るんです。
でも・・・
貯金は、15万円。
なので、この51万円も、使途不明金なんです。
年間では、11万5000円+51万円=62万5000円が、使途不明金ってことになります。
家なんか買わない方が良い
35歳で、これだけ雑な家計管理をしているのなら、家は買わない方が良いと思います。
家を買うとすれば、当然ながら、何千万円も借金をするわけです。
なのに、こんな雑なことをしていたら、返済できなくなります。
『いやいや、家を買ったらちゃんとするから!』って言うかもしれません。
ですが、もし、出来なかったらどうするのか?
せっかく買った家を売り払っても、借金は残ってしまうでしょう。
だったら、賃貸生活の方が安全だと思うんですが・・・
もし買うとしたら?
仮に、2000万円の物件を購入したとします。
借入金2000万円で、定年の60歳までに支払いを終わるようにします。
すると、あと25年で完済しないといけません。
ざっと計算すると、月の支払額は、約8万円くらいです。
管理費等入れれば、月10万円くらいは住居費として、必要になるでしょう。
そうなると、月の生活費は、8万5000円+10万円=18万5000円になります。
月の収入は20万円ですから、20万円ー18万5000円=1万5000円を毎月貯金することが出来ます。
年間では、1万5000円×12か月=18万円を貯めることが出来そうです。
ボーナスも、全額貯金することが出来れば、年間で66万円を貯めることが出来ます。
合わせれば、18万円+66万円=84万円も貯金することが出来るんです。
これを定年までの25年間継続すれば、84万円×25年=2100万円も貯めることが出来ます。
年金支給まで、アルバイトなどで稼ぐことが出来れば、老後も安心かもしれませんね。
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最後に
『家計簿はつけなくても、お金は貯まる!』なんていう記事をよく見かけます。
全てを否定する気はありません。
ですが、家計簿をつけなくても、お金の貯まる人って、そもそも、お金を使わない人なんです。
だから、家計簿をつける意味が、あまり無いんです。
ですが、年間60万円以上も、何に使ったか分からないような人は、ちゃんと家計簿をつけたほうがいいです。
そうすれば、かならず、お金は貯まっていくはずです。
『どうして、お金が貯まらないんだろう・・・』って思っている方は、まずは、家計簿をつけてみることをお勧めします。
きっと、問題点が見つかると思いますよ。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。