こんにちは。たかです。
サラリーマンには、退職金というものがあります。
まあ、全員ではありませんが・・・
この退職金をもらうと、どういうわけか、大きなお買い物をする人が多いような気がします。
たとえば、高級車を買ったり、世界1周旅行に行ったり・・・
どうしてなのかな?
これから、収入減っていくのに・・・
今日、こんな記事を見ました。
『リタイア前後のライフプラン リフォームは居場所確保のチャンス』です。
リアイア後に、リフォームですか・・・
まあ、必要があれば仕方ありませんが。
どんな内容だったか?
キッチンのリフォーム
一戸建ての場合、水回りのリフォームはやらないといけません。
でないと、水漏れなどを起こして、家がボロボロになってしまいます。
ですが、この記事に出てきたのは、こんな感じです。
『間取りまで変えて、独立していたキッチンをリビングと一体化』
『さらに浴室や洗面所の仕様も交換』
なんと、『費用は約1087万円』ですって。
リタイア後に、キッチンを使うことは、どんどん減っていきます。
使ったとしても、あと20年くらいじゃないでしょうかね。
それなのに、1000万円もかけて、リフォームする意味はありません。
我が家は、築20年目の時に、100万円でキッチン、洗面台、トイレを新しくしました。
今でも、ちゃんと、使えています。
1000万円なんて、そんなにお金はかからないはず。
それよりも、大事なことが待っています。
バリアフリー
おそらく、高齢になっても、今の家に住み続けることになります。
そこで、問題になるのが、バリアフリーです。
既に、バリアフリーになっていればいいんですが、昔の家って段差ばかりです。
僕は母親と一緒に住んでいますが、よく家の中でつまづいています。
高齢者の転倒って、家の中がいちばん多いんですよね。
キッチンに1000万円かけるのであれば、バリアフリーにお金を使った方が良いです。
そのうち、かならず、必要になります。
若いうちは気がつかないんですが、どんどん、使いにくい家に変わっていくんです。
手すりなんかも必要になります。
年を取ると、なんだかんだ、不便になっていくんですよ・・・
我が家も、いつやるか、考えているところです。
ホントに必要?
退職金が入って、お金持ち気分になるのかもしれません。
だから、奥さんの願いどおり、キッチンをリフォームするのかもしれません。
でも、それって、ホントに必要なんだろうか?
住宅屋さんは、いろんな提案をしてきますが、言うとおりにしてはいけません。
最低限、やらないといけないことだけやる。
そのうち、絶対にやらないといけないメンテナンスがやってきます。
そうなると、さらに、大きなお金が必要になります。
家って、お金がかかりますので、無駄なことはしないことですね。
最後に
この記事に出てきた家は、築20年以上経過したもののようです。
おそらく、これから、外壁の塗装や屋根の張替えなどが必要になるでしょう。
そうなれば、さらに500万円くらいかかるかもしれません。
もしかしたら、退職金のほとんどが、家のリフォームに消えるかもしれません。
老後資金は大丈夫なんでしょうかね・・・
家は、お金は産みません。
家って、持っているだけで、お金が無くなっていきます。
ですので、家にかけるコストは、最低限にした方が良いですね。
退職金をつぎ込むのは、危険なような気がします。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。