必要なければリフォームはしない方が良い。家は必要経費が多い。

 

こんにちは。たかです。

老後は、持ち家が良いのか?

それとも、賃貸が良いのか?

その答えは、人それぞれだと思います。

今日、こんな記事を目にしました。

『50代は「住宅ローン完済」でも老後破綻の危機』です。

一般的には、『定年までに住宅ローンは完済したほうがいい!』と言われます。

僕も、そう思っています。

だって、無収入になってから、住宅ローンを返済するのって、大変ですからね。

でも、この記事によれば、50代で完済しても、老後破綻するというのです。

さて、どういうことなんでしょうか?

登場するご家庭は?

旦那さんが定年退職され、2800万円の退職金を手にされます。

ちなみに、これが、老後資金なんだそうです。

月の生活は、約24万円。

年金額は、夫婦で月に22万円もらえる予定なんだそうです。

この状況で、このご夫婦は、家をリフォームすることを決断されます。

さて、みなさんなら、どう思いますか?

老後資金はどうなる?

今後、一生この家に住み続けると、リフォーム代とメンテナンス代で、約1000万円くらいかかるんだそうです。

現在、60歳くらいでしょうから、あと30年は住むってことになります。

少なくとも、外壁の塗直し、屋根の張替え、水回りの交換、シロアリ駆除などで、500万円はかかるでしょうね。

そうなると、老後資金の2800万円は、2800万円ー1000万円=1800万円になってしまいます。

60歳から65歳までは、年金がありませんので、貯金を切り崩さないといけません。

月の生活費は24万円ですから、年間では、24万円×12か月=288万円かかることになります。

これを年金支給開始の65歳まで続けると、288万円×5年=1440万円が必要になります。

すると、65歳時点で残っている貯金は、1800万円ー1440万円=360万円です。

65歳以降は、年金生活をします。

月の生活費は24万円、年金額は22万円ですから、月に2万円足りません。

年間では、24万円足りないことになります。

この分を貯金から切り崩しますので、360万円÷24万円=15年で貯金は底をつくことなります。

ってことは、65歳+15年=80歳までは、生き延びれるかもしれません。

ん・・・たしかに、老後破綻するかもしれませんね。

僕ならこうする

僕だったら、リフォームはしません。

戸建ての場合、メンテナンス費に想像以上のお金がかかります。

屋根の張替えなんか、とんでもないお金がかかりますからね。

水回りも、一気に交換すると、100万円くらいでは足りないかもです。

なので、退職後の家のメンテナンス費に、お金は準備しておいたほうがいいですね。

リフォームは、必要性が出てきたときに、やればいいと思います。

たとえば、体が不自由になって、バリアフリーにしたいとか、手すりをつけたいとか。

場合によっては、自治体から補助金も出ますからね。

なので、リフォームをする必要がなければ、やる必要はないと思います。

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最後に

もし、可能であれば、定年直前に、家のメンテナンスをやっておいたほうがいいですね。

そうすれば、その後10年くらいは、何もしなくて済みますから。

収入がある時に、やっておいた方が、精神的にも楽だと思います。

僕も、会社を辞める1~2年前くらいに、屋根の張替えをしました。

もし、リタイア後にやっていたら、立ち直れなかったかも・・・

だって、250万円くらいかかりましたからね。

無職者が250万円も払うなんて、出来ませんよ。

家って、ホントに金食い虫です。

なので、家を買う時は、よーく考えたほうがいいと思います。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。