子供の学費を準備していないと大変。奨学金に頼るしかないのか?

 

こんにちは。たかです。

我が家の子供たちは、大学に進学しませんでしたので、学費という面では、かなり助かりました。

ですが、とりあえず、私立大学の学費分くらいは、貯金しておきました。

あたまが悪かったので、国立大学には行けないと思っていたんです。

まあ、僕に似たんですけどね・・・

今日、こんな記事を見ました。

『43歳貯金50万円。子どもの進学が迫っていますが、教育資金が足りない』です。

子供の進学が目の前なのに、貯金が50万円。

ん・・・どうしますかね?

登場するご家庭は?

旦那さん45歳、奥さま43歳、20歳・18歳・14歳のお子さんがいらっしゃいます。

月の収入は、旦那さんが28万円、奥さまが8万円です。

合わせれば、月に36万円の収入があります。

ボーナスは、年間に140万円もあるんだそうです。

世帯年収としては、約700万円くらいでしょうか?

ちなみに、貯金額は50万円です。

支出は?

一方、支出はどうでしょうか?

・住宅費:7万6000円

・車両費:1万7000円

・自動車ローン:1万8000円

・食費:5万5000円

・光熱費:2万7000円

・通信費:3万3000円

・趣味娯楽:5000円

・教育費:1万円

・こづかい:5万6000円

・雑費:5000円

・保険料:2万5000円

・仕送り:1万6000円

・医療費:5000円

・散髪代:4500円

・交際費:5000円

合計すると、約36万円になります。

月の収入は36万円ですから、貯金をすることは出来ません。

一方、ボーナスからは、20万円ほど貯金しているようです。

学費はいくら必要か?

これから、18歳のお子さんは大学受験、14歳のお子さんは高校受験です。

18歳のお子さんは、私立大学に自宅から通う予定なんだそうです。

そして、14歳のお子さんは、公立高校から私立大学に進学予定のようです。

私立大学だと、4年間で500万円~700万円ほど学費が必要になります。

公立高校でも、3年で150万円くらいかかるんじゃないでしょうか。

現在、貯金が50万円ですから、どうしようもありませんね・・・

僕ならこうする

とりあえず、貯金を増やさないといけません。

毎月の生活費は、お子さんが3人いれば、このくらいになるでしょう。

ですが、ボーナスが140万円もあるのに、20万円しか貯金していないのは、ちょっと少ないですかね。

では、ボーナスの使い道を見てみます。

こんな感じです。

・住宅ローン30万円

・夫小遣い20万円

・夫保険20万円

・固定資産税12万円

・自動車税4万8000

・学資保険6万円

・義実家仕送り11万円

・交際費11万円

・コンタクト3人分、被服費、夫趣味、親戚付き合いなど

この中で、『夫小遣い20万円』、『夫保険20万円』、『義実家仕送り11万円』、『交際費11万円』は不要です。

これらをやめてしまえば、62万円も浮いてきます。

現在、貯金している20万円と合わせれば、年間で約80万円を貯金することが出来ます。

これを14歳のお子さんが大学を卒業するまでやれば、80万円×8年=640万円を貯めることが出来ます。

一旦、奨学資金を借りて、それで学費をまかないます。

ひとり当たり、200万円~300万円は借りないといけないでしょうね・・・

その後、貯金出来たお金で、一気に奨学金を返済したらどうでしょうか?

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最後に

おそらく、このご家庭は、ライフプランが描けていないんだと思います。

子供が大学生になると、かなりの学費が必要になります。

その分のお金は、準備しておかないといけません。

たまに、『学資保険に入っているから大丈夫!』なんて言う方がいますが、そんな額では、全く足りません。

私立理系だと700万円はかかります。

さらに、仕送りを入れれば、1000万円は覚悟しないといけません。

この金額を貯めることが出来なければ、奨学金を借りるしかありません。

でも、子供は奨学金の返済で、大変な思いをします。

そこまでして、大学に行きたいか?

ちゃんと、子供と相談しないといけませんね。

子供が出来たら、ライフプランを描いて、『お金をいつまでに、いくら貯めるのか?』を確認したほうがいいと思います。

でないと、子供が苦労しますからね・・・

本日も最後までお付き合いありがとうございました。