こんにちは。たかです。
昨日は、4月1日だったので、入社式の会社が多かったみたいですね。
僕も26年前はそうでした。
『これから、頑張るぞ!』って、やる気満々で、周りの同期社員が全員、敵の様に見えていたものです。
意外と、僕は若いころ、出世欲が旺盛だったんです。
ですが、新人研修が進んでいくと、自分のダメさを痛感するようになりました。
優秀なヤツって、入社した時から違うんですよね・・・残念ながら、既に差がついています。
でも、頑張り次第では、出世することも夢ではありません。
そんなことを思い出しながら、ネットをみていましたら、こんな記事を見つけました。
『主要企業で入社式 「時代つくる気概を」』です。
入社式では、いつも言われている言葉のような気がします。
僕らの時ですら、言われていたような気もするんですがね・・・
その中で、ちょっと違和感を感じました。
社長のあいさつに違和感
とある企業の社長のあいさつです。
『失敗を恐れずチャレンジする。スピード感をもって仕事をする。自由で大胆な発想で知恵を出す。この3点を若さと希望であふれる皆さんにお願いする』
このフレーズって、別に、新入社員に言われている事ではありません。
ベテラン社員でも、僕みたいなポンコツ社員にも、発せられていた言葉です。
ですが・・・
26年間、サラリーマンをやってきて、思うことがあるんです。
そんなこと、できねーじゃねーか!
ひとつずつ、ツッコんでみます。
失敗を恐れずチャレンジする
言葉では、そうかもしれないが、いざ、失敗したら全部、本人のせいにして上司は逃げ回るじゃないか!
どうなってるんだ!
スピード感をもって仕事をする
本部の判断が遅いじゃないか!
だれが、最終判断しているんだ!
こっちは、とっくの昔に企画書上げてるぞ!とっく
自由で大胆な発想で知恵を出す
大胆な発想をしたら、止めに入るのは誰だ!
自由にやったら、注意してくるのはどうしてだ!
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全部できません
ハッキリ言って、大企業は、こんなこと出来ません。
社員数が少なくって、社長と直接、話が出来るくらいの規模の会社じゃないと無理です。
どんなに自由で、大胆で、素晴らしい企画でも、絶対に、中間管理職が、止めに入ります。
理由は、こうです。
『過去にこんな事はしてないし、ルールに反する』って。
『そんなの分かってやってるつーの!』って、反論しても、無理ですからね・・・
サラリーマンは、『如何に、根回しが出来るか?』が、大切です。
最後に
すみません。
ちょっと、熱くなってしまいました・・・
社長が言うことと、現場は、まったく違う。
これもまた、若い社員が、ベンチャー企業に流れていく原因だと思っています。
大企業よりは、まだ、自由度が高いみたいですからね。
このブログは、若い方は見てないかもしれませんが、参考にしてもらえたらと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。