こんにちは。たかです。
またしても、早期退職の募集をやる会社が出てきたようです。
どんどん出てきますね~。
今年の上半期だけでも、早期退職の募集をした上場企業って、既に17社あるんだそうです。
ちなみに、2018年は12社だったそうで、半年間で昨年を上回っているんですね。
しかも、募集人数は2019年上半期で8178人だったみたいで、2018年の4126人の約2倍になっています。
大規模なリストラが行われているってことですよね・・・
さて、今回のキリンの早期退職の募集ですが、特徴があるみたいです。
先行実施型の希望退職
最近増えているパターンみたいですね。
要するに、『手元にキャッシュがあるうちに余剰人員を削減する』ってことです。
以前のリストラって、業績不振で追い詰められた企業が、強制的に人件費をカットするために行っていました。
今は、そうではなくて、業績が良いうちに人員整理をやってしまおうとしているんですね。
中外製薬やアステラス製薬なんかも、そのパターンだと言われているようです。
ですので、『うちの会社は、業績が良いからリストラなんて無関係!』なんて思っていると、痛い目に遭いますよ。
ある日突然、『あなたの仕事はありません』って、言い渡されるかもしれません・・・恐ろしい。
狙われるのは50代らしい
先行実施型の希望退職って、人員の適正化を進めるのが目的です。
何が適正か分かりませんが、バブル時代にたくさん採用された人たちは、不要になってきています。
50代の社員は、他の年代よりも採用が多いし、会社に居残っている人も多い。
かといって、重要なポストに就いているのは、ほんの一握りの人だけ。
多くの50代は、ヒラ課長みたいな感じで、部下すらいない。
その割には、お給料は高い。
要は、非常にコスパが悪いんですね。
僕なんか、その代表者みたいなものでした。
だから、どんどん、50代はリストラしたいんでしょう。
その気持ちは、よく分かりますがね・・・
やられる方は、たまったもんじゃありません。
対象は45歳以上
邪魔な50代を排除したいのであれば、対象年齢を50歳以上にすればいいのですが、現実、どの会社も45歳になっています。
なぜなのか?
それは、能力のない45歳も必要ないってことです。
先行実施型の希望退職をやる会社って、若返りを図ろうとしています。
若い世代にチャンスを与え、新しいビジネスにチャレンジしようとしています。
45歳からチャンスを与えても、もう、遅いんですね。
僕が勤めていた会社でも、30代後半で大きな職務に抜擢され始めました。
今の時代、30代でチャンスを得なければ、会社の中では終わったも同然かもしれません。(ちょっと、極端かな?)
最後に
今後は、AIが導入され、ますます人が要らない時代になるかもしれません。
技術が進歩すれば、今まで人がやっていたことを機械がやるようになります。
そうなれば、リストラが起こってもおかしくありません。
営業マンですら、どんどん減少している時代です。
さらに、働き方改革で無駄な業務を見直せば、仕事は減るはずです。
これをもし本気でやるようになれば、もっとリストラが起こります。
企業って、無駄を作って社員を雇っていますからね。
先行実施型の希望退職をやっている会社は、そこにメスを入れようとしているんだと思います。
僕は、45歳定年にして、年収を今の2倍にしたらどうかと思っています。
その後の生き方は、人それぞれ。
入社の時からそう思っていれば、45歳までに、いろんなことを考えると思うんですがね・・・
貯金をしたり、投資をしたり、起業の準備をすることも出来ると思います。
いきなり、『あなた、クビね!』って言われるより、対策が出来ると思うんですけど。
みなさん、どう思いますか?
本日も最後までお付き合いありがとうございました。