会社を辞めて自分の会社を買いますか?サラリーマンから社長になる!

 

こんにちは。たかです。

昨日、妻と一緒に『クローズアップ現代』を見ていました。

今回のテーマは、『サラリーマンが会社を買う!個人M&Aで逆転人生?』です。

なんだか、興味が湧いてきましたので、見てしまいました。

今日は、この番組の感想を書いてみたいと思います。

簡単に社長になれる?

番組の冒頭に、こんな事が言われていました。

全国の中小企業の3分の1にあたる100万社以上が廃業するという『大廃業時代』がやってくると。

しかも、その多くは、黒字経営のまま、廃業してしまうんだそうです。

なぜか?

それは、『後継者不足』なんだそうです。

後を継いでくれる人がいないために、黒字だけれども廃業せざるを得ない。

そんなことが、中小企業には起こっているんですね。

そこに目を付けたのが、『マッチングサイト』や『買収のノウハウを伝えるサロン』のようです。

番組の中では、『TRANBI』っていうサイトが、チラッと出ていましたね。

このサイトは、簡単に言えば、会社を売りたい人と買いたい人を、マッチングされるサイトです(ん~、そのまんまま・・・)。

このサイトを通じて、会社を買うことが出来れば、いきなり社長になれるわけです。

便利な世の中になりましたね・・・

うまくいくのか?

さて、無事に会社を買う事が出来ても、事業が成功できるかどうか分かりません。

買い取った会社が、『赤字』の場合もあるわけです。

今回の放送の中に、『無料タウン情報誌』のようなものを、発刊する会社を買い取った方が、出演されていました。

会社を買い取った額は、たしか、150万円だったと思います。

まあ、サラリーマンでも買えそうな感じです。

この会社の収入源は、『広告料』になるんですが、買い取った時の広告料収入は50万円ほどしかなかったようです。

しかし、発刊するのに必要なコストは、250万円かかるようで、このままでは、毎月200万円の赤字になるといった事業です。

おそらく、買い取った時点では、赤字の会社だったんでしょうね。

ですが、この方は『なんとかなるでしょ!』くらいの感覚で、会社を買い取ったみたいです。

勇気ありますよね~。男前です。

結果的には、数か月たっても、新規の広告契約が取れなかったようです。

最終的には、4か月後に会社を売りに出していました。

毎月200万円の赤字です。

それが、4か月経過していますので、約800万円の赤字を出して廃業したことになります。

ん~、なかなか難しものなんですね・・・

もし、僕だったら?

この番組を見ながら、『僕だったら、どうするかな?』なんて考えていました。

ます、買い取り価格が、200万円以内でないと無理。

この範囲であれば、僕の手持ちの株を売ってしまえば、何とかなりそうです。

それから、事業を開始するのに、設備投資がいらないこと。

番組の中に、『銭湯』みたいなものが出てきました。

これを買い取って事業を起こすには、約1億円くらいの設備投資が必要でした。

こんな事は出来ませんね。

そして、ランニングコストがかからない。

出演されていた方の場合、情報誌を発刊するのに、毎月250万円のコストがかかっています。

ってことは、最低でも、250万円の利益を出さないと、赤字になってしまいます。

このコストが、小さな事業じゃないと無理ですかね。

最後に、『やってみたいと強く感じる事』です。

これが、一番大事だと感じました。

番組の中に、会社を買い取りたい方が、数名出演されていましたが、そのほとんどは、『社長になりたい!』『お金持ちになりたい!』みたいな感覚の人が多かったように思います。

やっぱり、事業内容に興味を持たないと、やれないですよね・・・

きっと、大変な思いをするわけですから。

最後に

否定的なことばかり書きましたが、実際に会社を買い取って、事業を起こそうとする行動力には、感心させられました。

僕には、その勇気がありません。

中には、大学生の子供が2人いるのに、会社を辞めちゃったって人もいましたからね・・・

老後2000万円いるって言うのに。

もう、背水の陣です。

僕も、ちょっと興味をもったので、マッチングサイトを覗いてみました。

いろいろありますね。

おもしろそうだったのは、移動販売ですかね・・・

今晩、妻と話してみたいと思います。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。