生命保険って必要以上に加入することは無い。赤字家計なら掛け捨てにする

 

こんにちは。たかです。

日本人は、生命保険が大好きらしいです。

そんなことを言っている僕も、生命保険には加入していますけどね。

でも、必要以上に加入することは無いと思います。

中には、生命保険の保障内容を知らない方もいるんじゃないですかね?

もし、知らないのであれば、一度、確認したほうがいいと思います。

でないと、同じ保障内容の保険に加入しているケースがありますから。

今日、こんな記事を見ました。

『41歳貯金930万円。月の保険7万円の見直しをしたいが、夫が拒み続ける』です。

奥さまは、生命保険を解約して貯金したいようですが、旦那さんがOKしないみたいです。

月に7万円も、生命保険に加入する必要あるんですかね・・・

さて、その内容とは?

登場するご家庭は?

旦那さん39歳、奥さま41歳、17歳、10歳、8歳のお子さんがいらっしゃいます。

月の収入は、旦那さんが30万円、ボーナスが年間で160万円あるそうです。

ちなみに、奥さまは、専業主婦をされています。

貯金は、930万円あるようです。

支出は?

一方、支出はどうでしょうか?

・住宅ローン:8万2000円

・車両費:4万9000円

・食費:6万円

・光熱費:2万500円

・通信費:1万8000円

・趣味娯楽:5000円

・教育費:1万円

・こづかい:不定

・雑費:1万5000円

・保険料:7万500円

・国民健康保険:3700円

合計すると、約32万円になります。

月の収入は30万円ですから、月に2万円の赤字になっているんです。

しかも、家族のおこづかいが不明ですから、もっと、赤字になっているでしょうね。

ってことは、おそらく、ボーナスから補填することになりますので、貯金は増えにくい家計になっています。

さて、どこをカットするか?

保険料が高い

たしかに、月に7万円の保険料は高いかもですね。

しかも、ボーナスからも、22万円ほど支払っているようです。

ってことは、年間で106万円も、生命保険にお金を出しているんです。

まあ、毎月、赤字でなければ、それでも大丈夫かと思いますが・・・

赤字ならば、保険よりも、まずは、貯金に回した方が良いですよね。

どんな生命保険に加入しているんでしょうか?

・個人年金保険:保険料9900円

・生命共済A(死亡保障1800万円):保険料5100円

・生命共済B(死亡保障300万円):保険料1050円

・生命共済C(死亡保障300万円):保険料1050円

・生命保険A:保険料1万538円

・生命保険B=保険料1万1799円

・生命保険C:保険料1万2449円

・生命保険D:保険料3450円

・交通共済:保険料649円

・所得補償保険(月額15万円):保険料1560円

・傷害保険(死亡1250万円、家族特約):保険料3070円

・傷害保険:保険料3430円

こんなに加入していると、どれが、どんな保障なのか、分かりませんよね。

いざという時、ちゃんと、使えるんでしょうか?

死亡保障は残したとしても、生命保険A・B・Cって、保険料が高いですよね。

これって、おそらく、貯蓄型だと思います。

家計が赤字なんですから、生命保険で貯金するのは、利便性が悪いです。

いざ、お金が必要な時に、引き出せませからね。

僕なら、生命保険A・B・Cを払い済み保険にして、2つの傷害保険をやめます。

そうすれば、約4万円を貯金に回すことが出来ます。

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最後に

貯蓄型の保険って、貯金しながら保障を得られるのが利点です。

ところが、『いざ、お金が必要だ!』という時に、途中で解約すると、戻って来るお金は、支払った金額より少なくなります。

ですので、損してしまうんですね。

貯蓄型の生命保険は、貯金がある程度ある、そして、家計に余裕がある時に加入したほうがいいですね。

まずは、貯金ができる家計にする。

余裕がなければ、生命保険は、最低限にして、掛け捨てにする。

そのほうがいいと思います。

良心的な保険セールスマンなら、こういったプランを組んでくれると思いますよ。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。