こんにちは。たかです。
『贅沢してないのに、赤字なんです!』
『高い買い物しないのに、お金が無いんです!』
こんなフレーズ、よく耳にします。
なぜ、贅沢してないのに、お金が残らないのか?
その理由は、簡単ですよね。
収入以上に支出が多いから。
ただ、それだけのことです。
ですが、こういう人にかぎって、結構な収入を得ています。
ってことは、やっぱり、贅沢しているんです・・・
今日、こんな記事を見ました。
『出産で退職、世帯収入減。贅沢はしていないのに毎月赤字に・・・』です。
この記事に登場する方も、贅沢はしていないらしいですが、毎月赤字になってしまうようです。
では、どんな家計なんでしょうか?
登場するご家庭は?
旦那さん32歳、奥さま35歳、2歳と0歳のお子さんがらっしゃいます。
月の収入は、旦那さんが約27万円です。
奥さまは、専業主婦をされています。
ボーナスは、年間で約50万円です。
ちなみに、貯金は200万円お持ちのようです。
支出は?
一方、支出はどうでしょうか?
・住居費:4万円
・食費:7万2000円
・水道光熱費:1万8000円
・通信費:2万6000円
・日用品代:2万円
・車両費:1万3000円
・医療費:1万2000円
・被服費:1万円
・教育費:2万1000円(幼児教育)
・生命保険料:1万8000円
・小遣い:1万円(夫)
・その他:4万4000円
合計すると、約30万円くらいになります。
月の収入は27万円ですから、月に3万円の赤字になります。
年間では、3万円×12か月=36万円の赤字になります。
さらに、ボーナスからは貯金は出来ていない様子・・・
ってことは、毎年36万円を貯金から切り崩していることになります。
このままいけば、200万円÷36万円=約5年で、貯金は底をついてしまいます・・・
かなり、危ない家計ですね。
贅沢してないのか?
さて、みなさんは、どう思いますか?
このご家庭は、贅沢していないと言えますかね?
僕は、収入より支出が多いってことは、贅沢していることになると思います。
収入が月に27万円もあるわけです。
この範囲内で生活することは、十分可能ですよね。
たとえば、食費が月に7万円以上かかっています。
高校生の男の子が2人いるご家庭なら分かりますが、2歳と0歳のお子さんです。
そんなに食費がかかるとは思えません。
おそらく、外食が多いんじゃないですかね?
それから、教育費。
幼児教育をされているようですが、そんな余裕はありません。
やめたほうがいいと思います。
そして、その他に4万円以上・・・
その他って、何なんでしょうね?
家計簿をつける際は、こういった項目は、出来る限り無くしたほうがいいです。
あとから見直しても、『あれ?これ何に使ったんだっけ?』ってなるだけですから。
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最後に
『贅沢をしていない!』と言いながら、かなり贅沢だと思いました。
ですが、この方にとっては、『幼児教育』も『外食』も贅沢なことではなく、必要なことなんでしょう。
ですが、この辺りの考え方を変えないと、ずっと、『贅沢しないのに赤字ばかり・・・』ってことになると思います。
『幼児教育』も『外食』も、収入が増えてきた時に、やればいいだけの話しです。
贅沢とは、『限度や、ふさわしい程度をこえること』らしいです。
『赤字になる!』それ自体が、贅沢をしているという証なんです。
やはり、身の丈にあった生活をすることが、大事なんでしょうね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。