熟年離婚はリスクが高い。お金の面だけ考えれば離婚しない方がいいかも。

 

こんにちは。たかです。

最近、僕のまわりでも、50歳を過ぎてから離婚する人が増えています。

なぜ、50歳過ぎかというと、このくらいになると、子供が独り立ちするからなんです。

要は、『今までは、子供の為にがまんしてきた。もう、限界!』っていう方が、離婚されるみたいです。

特に、女性から切り出すケースが多いみたいですね。

僕も、他人ごとではありません・・・

でも、50歳を過ぎてから離婚すると、老後の生活が不安になります。

今日、こんな記事を見ました。

『52歳契約社員、月収17万円。離婚しますが、お金が心配』です。

タイトルのとおり、やはり、お金が心配になりますよね。

さて、どんな内容だったか、書いてみたいと思います。

登場する方は?

52歳の女性で、離婚を予定されているようです。

今は、契約社員として働いていて、収入は月に17万円なんだそうです。

定年は、63歳らしいですので、あと11年は働くことが出来そうです。

お住まいは、持ち家で、マンションを所有されています。

そのマンションは、この女性名義なので、そのまま住めるようです。

まあ、家があっただけ、良かったですかね・・・

貯蓄の方は、700万円みたいです。

ん~、これって、旦那さんから財産もらったんですかね?

なんか、少ないような気もするんですが・・・

年金額は、旦那さんの年金分割をされるそうですが、それでも、年に90万円なんだそうです。

支出は?

この女性の月の支出は、こんな感じです。

・住居費:1.5万円

・食費 :4万円

・光熱費:2.3万円

・通信費:1.4万円

・趣味娯楽:1.2万円

・雑費 :2万円

・その他もろもろ

合計すると、月に15万4000円かかるみたいです。

1人暮らしにしては、光熱費と通信費が、ちょっと、高くないですかね?

何歳まで生き延びれるか?

毎月の貯金はいくらになるのか?

収入が17万円、支出が15万4000円ですから、17万円ー15万4000円=1万6000円を毎月貯めることが出来ます。

仮に、63歳まで働いたとすれば、1万6000円×12か月×11年=211万円を貯めることが出来ます。

現在、700万円の貯金がありますので、63歳時点での貯金額は、700万円+211万円=911万円ってことになります。

なんだか、心細いですかね・・・

63歳から65歳までの2年間は、年金をもらえませんので、貯金の切り崩しとなります。

15万4000円×12か月×2年=370万円が貯金から、無くなってしまうわけです。

ってことは、65歳時点での貯金は、911万円ー370万円=541万円です。

65歳以降は、年金で生活しますが、それだけでは、足りないようです。

年間の生活費は、15万4000円×12か月=185万円です。

一方、年金は、年に90万円です。

となると、185万円ー90万円=95万円が毎年、足りないわけです。

貯金は、541万円ですので、約6年くらいで底をついてしまいます。

残念ながら、71歳くらいで、スッカラカンって感じですね。

ん?

これって、僕と同じパターンじゃないか??

離婚しなければ・・・

もし、離婚しなければ、旦那さんと2人で、年金も月に15万円くらい貰えるかもしれません。

そうすれば、年金の範囲内で生活出来るかもしれませんよね。

2人暮らしになったからと言って、生活費が倍になることはありません。

夫婦2人で生活費15万円なら、贅沢しなければ、可能な範囲じゃないでしょうか?

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最後に

お金の面だけ考えると、年を取ってから離婚するのは、得策じゃありません。

でも、『嫌いな人と生活するくらいなら、貧乏生活の方がいい!』って方も、いらっしゃることでしょう。

人それぞれですよね・・・

僕の場合、70歳で貯金が底をつきます。

その後は、年金で生きていく予定なんですが、妻に逃げられると、生活出来ません。

要するに、僕は、妻の年金を当てにしているってことです。

ですので、これからも、妻に逃げられないよう、家事をやっていきたいと思います。

サラリーマンをやめても、上司(?)の顔色をうかがわないといけないんですね・・・

本日も最後までお付き合いありがとうございました。