お金は無限にあるわけじゃない。ふたごや年子はお金が一気に出て行く。

 

こんにちは。たかです。

ふたごのお子さんをお持ちの方は、よく、こんなこと言われますね。

『うちは、ふたごだから、お金が2倍かかる・・・』って。

たしかに、そうなんですよね。

我が家は、年子だったんですが、それでも、お金がかかる時期が一気にやってきました。

上の子が高校生になったと思ったら、翌年には、下の子が高校生になります。

しかも、下の子は私立に行きましたからね・・・

高校生2人を育てるって、結構、お金がかかります。

まして、ふたごだったら、同時になりますから、大変かもしれません。

今日、こんな記事を目にしました。

『常に2倍かかる「ふたごの教育費」、貯金の取り崩しも限界・・・』です。

どうやら、教育費などにお金がかかって、貯金が減ってきているようです。

そこで、奥さまも働くつもりらしいですが、どのくらいの収入が必要か、悩んでいるようです。

さて、どんなご家庭なんでしょうか?

登場するご家庭は?

旦那さん54歳、奥さま50歳、15歳のふたごのおこさんがいらっしゃいます。

月の収入は、旦那さんのお給料が36万円あるようです。

奥さまは、専業主婦をされています。

ボーナスは、年間で150万円あるようです。

ってことは、世帯年収としては、700万円強ってところでしょうか?

ちなみに、貯金は120万円のようです。

支出は?

一方、支出は、こんな感じです。

・住居費:5万円

・食費:7万円

・水道光熱費:3万円

・教育費:18万円

・保険料:1万円

・通信費:4万円

・車両費:2万円

・お小遣い:4万円

・その他:3万円

合計すると、47万円になります。

月の収入は36万円ですから、47万円ー36万円=11万円の赤字になっています。

年間では、11万円×12か月=132万円の赤字ってことになります。

ボーナスが150万円ありますので、最終的には、150万円ー132万円=18万円しか貯金できないってことです。

旦那さんの定年まで、あと6年です。

ってことは、18万円×6年=108万円しか貯めることが出来ません。

これから、大学進学もありますし、老後資金も必要です。

かなり、まずい状態かも・・・

教育費が18万円?

まず、教育費が18万円って、どうなんでしょうか?

どうやら、お子さん2人とも、私立中学に通っているようです。

さらに、塾にも行っているようです。

そうなれば、ひとり9万円の学費がかかっても、仕方ないかもしれません。

ですが、旦那さんのお給料が36万円なんです。

ってことは、2人とも私立に通わせることは、そもそも、無理があったんじゃないでしょうかね?

奥さまの稼ぎはいくら必要?

では、奥さまは、いくら稼げばいいでしょうか?

単純に考えれば、赤字を無くすためには、月に11万円は稼がなければいけません。

そうすれば、ボーナスを全額貯金することが出来ます。

すると、150万円×6年=900万円を貯めることが出来ます。

これで、ひとり分の学費は準備出来ますので、何とかなるかもしれません。

でも、老後資金はありませんので、60歳以降も、働かないといけないでしょうね・・・

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最後に

このご家庭は、2つのミスをしています。

ひとつは、無理して私立に通わせてしまったこと。

ふたつめは、奥さまの収入がないこと。

ふたごだからといって、2人とも、私立に通わせる必要はないと思うんですがね。

どうしても、2人とも同じでなければいけないのなら、公立に進学させるべきだったでしょう。

そして、奥さまが、もう少し早く、収入を得ることが出来ていたら、ここまで厳しくなっていなかったでしょうね。

気がつくのが遅かった・・・

50歳から働き始めるのって、結構、きついと思いますが・・・

まあ、子供のためですから、がんばれるんでしょうかね。

みなさんも、お子さんを私立の学校に入れる時は、家計管理をしっかりやった方が良いです。

とんでもない学費になりますから、それなりの覚悟は必要ですよ!

本日も最後までお付き合いありがとうございました。