こんにちは。たかです。
僕がまだ勤めている会社では、30歳代で『チームリーダー』という役目が回ってきます。
人事権なんかは無いんですが、次のステップに上がるためには、通過しないといけない役目になっています。
当然、チーム員には、僕みたいな年を取った、あまり仕事が出来ない人もいるわけです。
たまには、全員チームリーダーより年上ってことも発生します。
最近、気になるのが、『人をやる気にさせる』って事が下手なチームリーダーが増えたなって事です。
若手社員を育成することも必要ですが、年より社員にやる気を出させるもの、大事な役目です。
ですが、これが出来ないんですね。
だいたい、45歳を超えてくると、やる気がない社員が増えてきます。
これは、どこの組織でも言えることではないでしょうか?
この年齢になると、自分がこれから先どうなるか?が予測できます。
つまり、社内で出世することは、まず、ありえないです。
そうなると、だんだん、モチベーションが落ちていく。
仕事内容が面白いとか、やりがいがあるとか、何かモチベションを保てるものがあればいいんですが、あまり、ありませんよね。
こうやって、僕みたいな、ダメおやじサラリーマンが増えていくんだろうと思います。
ムチで叩くことしかしない
今の中堅社員は、おとなしい人が多いです。
ですが、チームリーダーになった瞬間、豹変する人が多いと感じます。
特に、ダメおやじサラリーマンへの指導法が、かなりきつい。
横で聞いていて、耳を塞ぎたくなるような言葉で、叱責しているんですね。
ほとんど、感情に任せて、言葉を発しているように感じます。
この人を、『何とかしてあげよう』とかいう感情を、全く感じられないんですね。
チームリーダーも上司から、『○○さんの指導が出来ていない!』とか、きつく言われているからかもしれません。
仕事が出来ない社員に、きつい言葉でしか、指導出来ないようです。
なでることを知らない
僕が指導を受けてきた時代は、かなり厳しいものでした。
今でいえば、パワハラだったかもしれません。
ですが、その時は、そんな感情は湧いてきませんでした。
なぜか?
それは、『褒められること』が多かったんですね。
怒られるときは、死ぬんじゃないか?と思うくらいやられました。
半面、褒められる時は、嫌味に感じるくらい褒めてくれました。
このバランスが良かったんですね。
今のチームリーダーたちに足りないものは、『褒める事』です。
褒めるところなんてありません
以前、1人のチームリーダーに、この指導法を提案してみました。
そしたら、『褒めるところなんてありませんよ』って。
おっしゃる通りかもしれません。
ダメおやじに、褒めるポイントなんか無いかもしれません。
ですが、それを探すのが、チームリーダーの仕事だと思うんですよね。
そして、結果が出るまで、やり続ける。大事なことは、待つことだと思います。
最終的には、このチームリーダーが率いるチームは、いい成績を残すようなりました。
最後に
もし、ダメおやじサラリーマンを、どうやってやる気にしたらいいか?って悩んでいる方がいましたら、参考にしてください。
僕も、こんな風に指導されれば、少しはやる気も湧いてくると思います。
ムチで叩くばかりが、指導法ではありませんよ。
生意気な事ばかり書きましたが、ご容赦ください。
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。