こんにちは。たかです。
今日も、これと言ってやることもなく、ボーっとしながら、ネットを見ていました。
そしたら、こんな記事が目に飛び込んできました。
『【ガンで余命3年】幡野広志さん「病気になった今が幸せだと言える理由」』です。
なんとも言えないタイトルですね。
余命3年なのに、今がしあわせ?
僕も、そろそろ50歳になりますので、いつガンになってもおかしくありません。
しかも、健康診断を受けていませんので、見つかった時には、手遅れ・・・みたいなことにもなりかねません。
ん~、もし、自分が余命3年と言われたら、どうなるだろうか?
興味が湧いてきたので、記事を読んでみました。
自分が、何がしたいのかわからない
この記事に出てくる方は、36歳男性で、職業は写真家らしいです。
奥さんと3歳の息子さんがいるようなんですが、多発性骨髄腫というガンに侵され、余命3年と告知されたみたいです。
実は、がんと告知されて1年以内のがん患者の自殺率は、がんになっていない人よりも、約20倍高いという研究結果もあるんだそうです。
その原因に関して、この男性は『残された人生で、何を選べばいいのかわからないからでは』と言っています。
さらに続けて『いざ死を目の前にすると「自分が、何がしたいのかわからない」っていう人がたくさんいるんです』とも言っています。
そうなるんですね・・・
たしかに、今、余命3年と言われて、『やりたいことは?』と言われても、サッとは出てきませんね。
ここで言うやりたい事とは、『何を選択するか?』ってことですよね。
だって、もう時間が無いわけですから、あれもこれもは出来ません。
どうして選択できないのか?
では、なぜ、もうじき死ぬのに、やりたいことを選択できないのか?
この男性は、こう言っています。
『これまでの人生で選ぶ状況や選択肢が全然なくて、これまで押し付けられて生きてきてしまうと、死に際になっていきなり選びましょうって言われてもやっぱり選べないですよ』って。
なんか、自分の人生を考えてしまいました・・・
僕は、自分で選択して生きてきただろうか?
今までの人生の中で、最も長い時間を費やしたのは、学校でも家庭でもありません。
それは『会社』です。
なんと26年間も、同じ会社で時間を使ってきました。
でも、その中で、自分でやりたいことを選択して来ただろうか?
少なくとも、僕は、会社の言いなりだった・・・
会社が、『こう、やれ!』って言われれば、そのとおりにやってきた。
間違っていると思いながらも・・・
NO!と言えることは、ほとんど、無かったように思います。
まさに、押し付けられたことを、黙々とやってきただけだった。
唯一、僕が大きな選択をしたのは、『早期退職すること』だったんじゃないかと思います。
最後に
この男性は、最後にこう言っています。
『自分の好きなものを選び取っていくことは、健康なうちからでないとできないと思います』と。
たしかに・・・
もし、健康でなければ、好きなものを選択する際に、制限が出てきてしまいます。
出来るだけ若いうちに、『やりたいこと』、『好きなこと』をやっていかないといけませんね。
『定年してからやろう!』では、遅すぎます。
僕は運よく、時間を手に入れることが出来ました。
幸い、いまのところは、健康です。
今のうちに、どんどん、やってみたいことを実行したいと思います。
そして、僕が最も心に残った男性のフレーズは、これです。
『生き方を決められないと、死に方も決められない』
このフレーズは、心の中に留めておきたいと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。
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