こんにちは。たかです。
ひと昔前は、『結婚相手の理想の年収は?』という問いに、こう言っていた人が多かったものです。
『年収1000万円!』
ん・・・今、年収1000万円超えのサラリーマンって、どのくらいいるんですかね?
国税庁による「平成29年分民間給与実態統計調査」によると、年収が1000万円を超えている人の割合は全体の4.5%なんだそうです。
たった、これだけしかいないんですね・・・
きっと、大企業にお勤めなんでしょう。
ですが、夫婦で共働きすれば、世帯年収1000万円は夢ではありません。
でも、年収がどんなに高くても、使っちゃうとお金って、無くなるんですよね。
今日、こんな記事を見ました。
『年収1200万円で貯金ゼロ?おどろき「高年収貧乏世帯」の実態』です。
さて、どんな生活をしているんですかね?
登場する方は?
この記事に登場する方は、こんな感じです。
旦那さんは、年俸制の外資系大手コンサル会社にお勤めされています。
奥さまは、有名食品メーカー正社員。
ただし、今は、育児のため時短勤務らしいです。
ところが、このご家庭の世帯年収は、1200万円を超えているそうなんです。
すごいですね・・・
1200万円ってことは、手取りにすると、いくらになるのか?
仮に、ボーナスをゼロとすれば、月に80万円の手取りになります。
ですが、このご家庭は、貯金が無いんだそうです・・・
実は、こういうご家庭って多いらしいですね。
では、なぜ、お金が貯まらないのか?
教育費にお金をかける
まず、お金持ちの家の子供って、私立に通っているイメージありませんか?
私立って、高いんですよね・・・
文部科学省の『子供の学習費調査』によれば、学費って、このくらいかかるみたいです。
私立小学校:約960万円
私立中学校:約420万円
私立高校:約290万円
小学校から高校まで、ずっと私立に通ったら、1670万円です。
年間では、約140万円かかります。
ってことは、月に12万円くらいかかるわけです。
もし、子供が2人いたら、月に24万円も学費を払うことになります。
豪邸を建てる
僕は、ずっと前から思っていたことがあります。
それは、『なぜ、お金持ちは豪邸に住むんだろうか?』って。
芸能人なんかも、そうですよね。
ひとり暮らしなのに、バカでかい家に住んでいる。
掃除も大変だと思うんですがね・・・まあ、家政婦さんを雇うから関係ないのかな。
きっと、年収1000万円を超えるようなご家庭は、豪華な家を建てているんだと思います。
仮に5000万円の家をフルローンで建てたとします。
35年で支払うとすれば、月の返済額は、約14万円くらいになります。
もし、8000万円の家だったら、約22万円の支払いです。
みなさんの周りにも、こういう方っていませんか?
トータルすると貯金できない
教育費だけなら、なんとか、貯金も出来るでしょう。
ところが、その上に、住宅ローンが加わってくると、苦しくなります。
さらに、高級車を買ったりしたら、赤字になるかもしれませんね。
学費が月に24万円、住宅ローンが14万円、自動車ローンが5万円、トータルで月に43万円の支払いになります。
月に80万円の収入があっても、残りは37万円です。
きっと、外食なんかも多いでしょうから、食費が月に10万円くらいかかるかもしれません。
年に数回、家族旅行なんかに行けば、貯金は出来ませんよね・・・
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最後に
どんなに稼いでも、使ってしまえばお金は無くなります。
なので、無駄なことに使わない方が良いですね。
いろんな意見があると思いますが、僕は、『家はいらない』と思っています。
安い賃貸で十分です。
ですが、終の棲家は必要ですので、年を取ってから、自分に合った規模と価格の家を購入すればいいと思っています。
教育費だって、ある意味、無駄です。
公立の学校で十分です。
特別やりたいことがなければ、大学なんて行く必要ありません。
学歴なんて、役に立たない時代になってきています。
サッサと働いたほうがマシです。
お金が無くても楽しめる。
そういった生き方が出来るようになれば、幸せになれるような気がします。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。