緊急事態宣言解除の数値は出なかった。演説を聞きたいわけじゃないんだけど。

 

こんにちは。たかです。

昨日、安倍さんの会見を見ました。

どんなこと言うんだろうか?

ちょっと、期待していたんです。

今回は、ちゃんと、『出口戦略』を言うんじゃないか?って。

そしたら・・・

まったく、今までと同じ。

『新たな日常を作り上げよう!』とか、そんな未来志向の話しは、いらないんですけどね。

何を目標にするのか?

それに向かって、今、どうするのか?

今後、どうするのか?

これを具体的に、簡潔に話してほしかったですね。

安倍さんの話しは、ただただ、長いだけで、中身が何もない。

サラリーマンだったら、途中で、上司から話を遮られているレベルです。

どうなったら解除されるの?

西村さんの話しによれば、緊急事態宣言の解除要件は、こんな感じです。

・累積患者数が一定以下

・感染経路の不明な患者が一定以下

・PCR検査を含む医療提供体制

・近隣都道府県の感染状況

ん・・・

この『一定以下』って、何なんですかね?

ハッキリしないと、国民も希望が持てませんよね。

PCR検査が、どうなっていたらいいのか?

医療体制が、どうなっていたらいいのか?

まったく、具体性がありません・・・

なんだか、全てが、あやふやなんで、やる気も出ません。

この要件を見て、『よし、もう少し、自粛してみるか!』って気になりますか?

ちゃんとしたデータの裏付けを持って、目標数値を出すべきだと思いますね。

さらなる支援はない

記者さんからの質問コーナーがありました。

その中に、『国民一律10万円給付を再度行うか?』みたいな問いがありました。

ですが、それについて、安倍さんは、まったく答えませんでしたね・・・

いつもの国会答弁のように、質問に対する答えをしないんですね。

全然、関係ないこと言っていたんです。

ってことは、一律の支援は、これ以上やらないってことなんでしょう。

ただし、ひとつだけ、強調していたことがあります。

それは、『家賃補助』です。

でも、これだけみたいですね・・・

緊急事態宣言が延長になっても、国民がガマンするだけのようです。

大阪モデルをマネする

おそらく、今日あたり、『緊急事態宣言解除の大阪モデル』が発表されるようです。

吉村さんは、『医療崩壊をさせないように経済活動を始めること』を念頭に置いているようです。

なので、『病床の使用率』に重きを置いて、いつ解除するかを判断するんでしょう。

もし、使用率が100%になってしまえば、すなわち、医療崩壊です。

もう、どんなに重篤な患者さんが来ても、受け入れは出来なくなりますからね。

そうならないように、病床の使用率を見ながら、緊急事態宣言を緩めていくのでしょう。

当然ながら、PCR検査の陽性率や、感染経路不明の患者数も検討するらしいです。

きわめて論理的で、明解だと思います。

ですので、同じことを、他の県もやればいいと思います。

マネをするのが、いちばん手っ取り早いですからね。

最後に

もう、国の言うとおりにやっていては、どうなるか分かりません。

ここは、知事さんの中で連携を取って、うまく政治をやってほしいですね。

緊急事態宣言が解除されたからといって、一気に経済活動を始めることは出来ないでしょう。

ってことは、お金が循環し始めるまで、まだまだ、時間がかかりそうです。

なので、1日も早く、緊急事態宣言を解除する必要があります。

各県ごとに、解除基準を設定し、それに向かって国民は自粛するしかないんだと思います。

知事さんの役割は、ホントに、重要になってきましたね・・・

本日も最後までお付き合いありがとうございました。