こんにちは。たかです。
みなさんの周りに、何もかも手に入れたい。
でも、ガマンはしたくない。
そんな人っていますか?
僕が勤めていた会社の同僚に、こんな人がいました。
出世はしたい。
お金も欲しい。
でも、仕事はしたくない。
そんな調子のいい話なんて、そうそうありませんよね。
今日、こんな記事を目にしました。
『30歳5500万円の家を購入。夫とお金のことで喧嘩ばかり』です。
30歳で5500万円の家を建てるなんて、すごいですね・・・
でも、この記事を読んでいて、感じることがありました。
不安でいっぱい
この記事に登場する方は、32歳の旦那さんと、30歳の奥さまです。
お子さんは2歳で、幸せいっぱいの時でしょうかね。
ですが、奥さまはちょっとした不安を抱えているようです。
5500万円もする家を購入したので、今まで貯金したお金を頭金や諸費用に使ったようです。
仕方ないですよね・・・
当然ながら、家を購入した後は、貯金が無くなってしまった。
それに、不安を感じているようなんです。
しかも、旦那さんは、趣味であるゴルフの練習場を庭に作りたいんだそうです。
さらには、年に1回は海外旅行、2~3回は国内旅行をしたい様子。
その上、お子さんをもう2人欲しいらしい。
流石に、この状況では、貯金なんて増えないでしょうし、お子さんが出来れば、赤字家計になるかもしれませんよね。
窮屈な思いはしたくない・させたくない
ところが、この奥さま、こんな事を言っています。
『身の丈に合わない買い物だったのではと思いつつ、新居を購入したのにそのせいで窮屈な思いをしたくないし、させたくないとも考えている』って。
よく現状を把握している様に思うんですが・・・
『5500万円のお買い物をしたのに、思った通りの生活をしたい、させたい』って言うのは、無理があるように思います。
『何かを得たら、何かをあきらめる』って事は、時には必要なことじゃないですかね?
みなさんは、どう思いますか?
アーリーリタイアを得てあきらめたもの
僕は、大きなお買いものは、あまりしません。
今乗っている車も、7年経ちますが、まだまだ乗るつもりです。
僕の最近の大きなお買い物は、『時間』かもしれません。
アーリーリタイアをして、僕は、『時間』をいうものを手にいれました。
会社を辞めてから、時間を拘束されることが無くなりました。
すべてが自由時間になったわけです。
ところが、無くしたものもあります。
『所属』、『肩書』、『お金』、『仲間』、『安心』などなど。
自由時間と引き換えに、多くの物をあきらめたような気がします。
ですが、一切、後悔の念はありません。
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最後に
生きている以上、何かをあきらめることも大事じゃないかと思います。
あれもほしい、これもほしい。
そんな風に欲張っていては、ホントに自分がほしいものを得ることが、出来ないような気がするんです。
ホントに自分がほしいものが目の前に来たときに、それに気がつかない。
そうならないようにした方がいいと思います。
僕は、自由時間を手に入れて、多くの物をあきらめました。
ですが、僕は、自分が一番欲しかったものを手に入れたような気がしています。
なので、失ったものに対して、後悔はありません。
でも、もしかしたら、自由時間をあきらめなければ、手に入らないものが、今後現れるかもしれません。
その時に、躊躇することなく、自由時間をあきらめられる人になっておきたいと思います。
人って、時にはあきらめる事も肝心ですよね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。