こんにちは。たかです。
定年退職などで、会社を辞めてしまうと、さみしく感じる人が多いそうです。
さぞかし、楽しいサラリーマン人生を送った方なんでしょうね。
僕なんか、ただの一度も、さみしいなんて感じたことありません。
せいぜい、『あ~、スッキリした!』くらいのものです。
そんな中、こんな記事を見ました。
『第二の人生、明るいはずが…有能社員さえ「定年で転落」の現実』です。
さて、どんな転落があるって言うんでしょうか?
タダの人になる
この記事の中に、2人の定年退職した方が登場します。
Aさんは、営業本部長を務めた方です。
退職の日が近づいてくると、感謝の気持ちを伝える部下や取引先が、Aさんの元に訪れない日はなかったそうです。
かなり、人望のある方だったんですかね。
ところが・・・
時間を持て余していたので、勤めていた会社に顔を出してみたそうです。
しかし、『早く帰ってもらいたい』といった感じの対応をされる・・・
仕方なく、足早に会社を後にしたそうです。
そして、もう一人。
Bさんは、出世もし、広い人脈を持っていた方です。
自分には、人望があると疑わなかったみたい。
ある日の事、Bさんは、仕事関係者を集めて旅行をしようとしたそうです。
自ら案内状を作成し、参加者を募ったそうなんですが・・・
残念ながら、参加者は集まらなかったそうです。
まあ、よくある話ですよね。
会社を辞めたら、どんなに出世していても、どんなに人望があっても、タダの人になるってことです。
クラス替えがあれば友達は変わる
小学生だって、クラス替えがあれば、新しい友達が出来ます。
そうなると、前のクラスの友達とは、遊ばなくなるものです。
まして、会社だったらどうでしょうか?
当然ながら、サラリーマンは、利害関係で結びついています。
新しい上司が来れば、その人と関係を深くするものです。
以前の上司や一緒に仕事をした人と、ずっと関係を保つなんて、やるはずありません。
なので、退職したら、『在職中のような関係はなくなる』と思っておかないといけませんよね。
そうしないと、この記事に出てくる方のように、みじめな感じになってしまいます。
退職したら転校生
もし、退職後に、新しい人間関係を築くのならば、どこかの組織に入らないといけません。
クラブ活動とか町内会とか、いろいろあると思います。
ですが、外から入っていくわけですから、ストレスを感じることでしょう。
小学生で例えれば、転校生って感じですかね。
うまく付き合っていかないと、仲間にしてくれません。
『オレは、営業本部長をやってたんだぞ!』なんて言っていたら、誰も遊んでくれませんよね。
ひとりで遊ぶ
僕は、こういった組織に入ることが、とっても苦手です。
なので、サラリーマン時代は、転勤するのもイヤでした。
みんな大人なので、いじめとかには遭いませんでしたが、溶け込むまでに時間がかかっていました。
人間関係を築くのが下手なんですよね・・・僕は。
だから、リタイア後は、どこにも所属していません。
ずっと、ひとりです。
でも、僕にとっては、そっちの方が、精神的に落ち着いています。
きっと、持って生まれた性格なんでしょう。
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最後に
サラリーマンは、いつかは、会社を辞めます。
そして、どこにも所属しない人になるわけです。
では、その後はどうするか?
ひとりで遊ぶか?
それとも、友達を見つけるか?
これって、人それぞれなんでしょうね。
自分は、どういう生活が向いているのか、考えておいた方が良いかもですね。
でも、少なくとも、『元の職場の人は、遊んでくれない・・・』ってことは、頭に入れておいた方が良いと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。