こんにちは。たかです。
僕が住んでいる家は、築26年の一戸建てです。
子供がいる頃は、ちょっと狭い感じだったんですが、夫婦2人だと、広すぎると感じるくらいです。
妻は、この家を売って、もっと都会にマンションを買いたいと言っています。
そうすれば、交通の便利もいいし、病院も近いしってことだと思います。
たしかに、そっちの方が、老後は便利かもしれません。
今日、こんな記事を目にしました。
『郊外の自宅を売って駅近マンションを購入した60代夫婦の大誤算』です。
まさに、僕らがやろうとしている事ですね。
さて、どんな誤算があるというのか?
登場するご家庭は?
旦那さん65歳、奥さま62歳、お子さんは、既に独立されています。
築40年の4LDKの中古一戸建てに住んでいます。
僕らと同じ考えで、駅近のマンションに住み替えを考えています。
このご夫婦の構想はこうです。
今の家を3500万円で売って、駅近で2500万円くらいのマンションを購入する。
差額の1000万円は、老後資金に充てる。
今の貯金は2000万円なので、合わせれば、老後資金を3000万円にすることができると考えたようです。
ところが・・・
家が売れない
実際には、3500万円では売れず、2500万円で売却してしまいます。
僕だったら、売らないかもしれませんね・・・
なので、当初の予定より、1000万円ほど老後資金が減ってしまったわけです。
そして、駅近に2000万円のマンションを購入します。
ですが、いろんな諸経費を入れると、2500万円くらいかかったみたい。
要するに、家の売却益はゼロになったってことです。
まあ、単純に住み替えたと考えれば、良いかもしれませんね。
しかし、予期せぬことが・・・
生活費が跳ね上がる
マンションでの生活費は、一戸建ての時より、上がってしまったらしい・・・
その理由って、何だか分かりますか?
マンションって、一戸建てと違って、管理費と修繕積立費がかかりますよね。
月に2~3万円くらいかかるんでしょうか?
もし、駐車場を借りたとしたら、さらにお金が必要になります。
福岡でも、3万円くらいはするんじゃないですかね?
ってことは、月に5~6万円ほど、一戸建ての時より、生活費が多くなるってことです。
年間にすれば、60~70万円くらいになるんですね。
仮に10年だと、600万円~700万円ってことになります。
たしかに、一戸建てもメンテナンス費がかかります。
ですが、駐車場代はかかりません。
しかも、10年に1回、外壁の塗り替えをしても、100万円くらいです。
屋根の張替えをしたとしても、300万円あれば、十分でしょう。
そう考えると、マンションの管理費・修繕費って、割高に感じますね。
最後に
『住み替えをしたい!』っていう気持ちになると、無理して家を売ってしまうんでしょうか?
このご夫婦も、家を売らずに住み続ければ、生活費を上げることはありませんでした。
老後資金は、2000万円しかなかったんです。
このマンションに20年住んだとしたら、管理費・修繕費等で、約1200万円くらいは払わないといけません。
だったら、戸建てに住み続けた方が良かったかもしれませんね・・・
我が家の場合、家を売っても、1000万円にもならないと思います。
なので、住み替えは、難しいでしょうね・・・
便利なところに住むのはいいですが、お金が無くなってしまっては意味がありません。
こまめにメンテナンスしながら、この家に住むしかないのかな・・・
まあ、雨風しのげれば、それで十分ですかね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。