こんにちは。たかです。
経団連の会長やトヨタ自動車の社長から、『終身雇用はむずかしい』といった発言がありました。
これを受けて、今後、クビ切りが始まっても、おかしくありません。
既に、45歳以上のサラリーマンが、クビ切りの対象になっている会社もありますし。
僕の勤めていた会社なんか、年齢は問わず、仕事が出来ない人は、『肩たたき』が行われていました。
おそらく、僕もその候補社員一人だったと思います。
雇われる側からすれば、クビ切りされては、たまったもんじゃありません。
ある日突然、お給料がもらえなくなるわけですからね・・・
生活に困ってしまいます。
でも、会社側から考えれば、『仕事をしないオジサン』を雇っておくのは、お金の無駄ですよね。
しかも、こんな『仕事をしないオジサン』って、高いお給料を貰っています。
オジサンの代わりに、若いバリバリやる気のある社員を、安いお給料で雇った方が、会社としては効率がいいです。
ですので、僕のようなオジサンをクビにしたいっていう、会社の考えも理解できます。
ここで、ひとつ、疑問があります。
この『仕事をしないオジサン』は、『仕事をさぼっているのか?』それとも、『能力的に出来ないのか?』
僕が遭遇した『仕事をしないオジサン』を思い出してみます。
クビ切りに遭ったオジサンたち
僕が勤めていた会社でも、クビ切りが行われていました。
表面的には、『クビ切りなんかしない!』なんて、会社は言っていましたが、そんなことありません。
希望の勤務地とは全然違う、遠い場所に転勤させたり、希望の勤務地に行かせてやるから、2段階降格するとか、ひどいことが多かったです。
こんなことされたら、辞めていきますよね・・・いじめです。
そんないじめに遭ったオジサンを思い出すと、ほとんど場合、これです。
『やる気はあるけど、能力的に限界!』です。
たとえば、会社のシステムがうまく使えない。
パソコンでいろんな作業をするんですが、それが出来ない。
1回1回、若手の社員に聞きながらやるしかない・・・
別に、この人たちって、サボっているわけじゃないんですよね。
一生懸命なんですが、出来ないんです。
あるいは、営業職でも、最新の情報を勉強しないといけません。
自分の会社の商品と、他社の新商品の違いは何か?とか。
ですが、年を取ってくると、それが出来なくなる人がいます。
やる気はあるんです。
でも、勉強するけど、頭に入らないんですね・・・老化でしょうか?
みんながそんな風になるわけじゃありませんけど。
サボるオジサンは淘汰された
僕が勤めていた会社では、『仕事をさぼるオジサン』は、とっくの昔に淘汰されたように思います。
僕が若かった頃は、『さぼるオジサン』は、たくさんいました。
営業職なのに、お客さんのところに行かずに、パチンコしてるとか・・・
ですが、今は、そんなオジサンはいません。
みんな、まじめにやっています。
能力がなくなったら引退
スポーツ選手の場合、どんなにやる気があっても、身体的能力が落ちてしまえば、引退するしかありません。
やる気では、どうしようもないわけです。
これが、サラリーマンにも、適用されようとしているかもです。
たとえば、僕がやっていた営業職でも、年齢を重ねてくると、フットワークが落ちてきます。
そうなると、お客さんと面会する回数が落ちてきますので、自然と売り上げが落ちてきます。
営業トークなんかは、経験値でカバーできますが、知識は勉強しなければついて行けません。
年を取ると、物覚えも悪くなりますからね・・・
勉強する意欲を保つのも、ひと苦労です。
ん~、サラリーマンも厳しい時代になりそうです。
最後に
今のオジサンたちは、みんな、まじめなんじゃないでしょうかね?
昔のオジサンとは違うような・・・
でも、時代の流れは速くなっています。
どんどん、新しいことに適応しなくてはいけません。
その適応する能力が無くなった時が、『肩たたき』をされる時かもしれません。
ん~、やっぱり僕は、『肩たたき』されても、まったく、おかしくない人材だったかもです。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。