サッポロビールも早期退職募集。でも、今までの会社とは、ちょっと違うような・・・

 

こんにちは。たかです。

今度は、サッポロビールが早期退職者を募集するそうです。

国は、70歳まで雇用機会を増やすように言っているのに、反対では、解雇する動きがある。

どうなっているんですかね・・・

今回の早期退職の対象者は、『サッポロビールで10年以上勤めた45歳以上の正社員』となっています。

今回も、45歳以上なんですね・・・

どうやら、サラリーマンは、45歳がひとつの区切りなのかもしれません。

ですが、今回の早期退職者募集は、今までの会社とは、ちょっと違うような気がするんです。

その辺り、ちょっと、書いてみたいと思います。

募集期間が2回ある

ネットでの情報では、どうも、早期退職の募集期間が2回あるようです。

いろんな書き方がされていますが、『4月1日~6月10日』と『10月1日~12月10日』に募集されるようです。

今までの会社って、募集期間は、1回だったと思います。

僕が勤めていた会社も、2月~3月くらいだったと思います。

そして、その1回のみ。

募集を2回かける意味があるんだろうか・・・

早期退職の連鎖

僕も早期退職募集に応募して、会社を辞めた人間です。

その時のことを思い出すと、こんなことがありました。

早期退職募集に応募するかどうするか、迷っていたAさんがいました。

Aさんの同僚のBさんは、既に応募をしていました。

そのことを知ったAさんは、『オレも、やっぱり辞めよう!』って感じで応募しようとしたんです。

ところが、募集期間は既に終わっており、Aさんは、早期退職することは出来ませんでした。

こういった人っていませんか?

『みんながやるなら、自分もやる!』みたいな人。

ですが、もし、サッポロビールのように、2回募集期間があったら、どうですかね。

このAさんも、早期退職制度を利用して、会社を辞められたわけです。

逆に考えれば、会社は、ひとりでも多く、会社を辞めさせることが出来たわけです。

全員辞めさせたい

サッポロビールの早期退職募集の対象者は、約900名いるらしいです。

もしかしたら、全員、辞めさせたいんじゃないですかね・・・

だって、募集期間は2回ありますし、募集人数も決めていません。

なんとなくですが、『なんとかして、社員を減らしたい!』みたいな、会社の強い意志を感じます。

こうなると、会社に残っても、大変かもしれませんね・・・

あの手、この手で、辞めさせようとするかもしれません。

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最後に

この先、どんどん、早期退職を募集する会社が出てくるでしょうね。

今は、いろんな会社がやっていますので、やりやすくなっています。

そして、狙われているのは、45歳以上。

サッポロビールの社長は、早期退職を募る理由について、こんなことを言っています。

『バブル期の入社の人数が多いということもあるが、人生設計が多様化する中で会社としても選択肢を増やす必要があるし、人員の体制を見直すことでビール事業をはじめ会社を強くしていきたい』って。

簡単に言えば、こんな感じですかね。

『バブル世代は人数が多いから、減らしたい』

『会社を辞めたい人もいるだろうから、辞めやすくしてあげる』

でも・・・45歳って、バブル期じゃないですよね。

今の40代の方は、就職するのも大変だったし、会社に残るのも大変でしょう。

ホントに、苦労されていると思います。

その40歳のクビを切ろうとしているのが、バブル世代の人たちなんですから、なんだか、やりきれないですね・・・

本日も最後までお付き合いありがとうございました。