こんにちは。たかです。
コロナの影響もあり、世界の経済成長率が、かなり悪いみたいですね。
日本だって、例外じゃありません。
この先、どうなっていくんでしょうかね。
これから、リストラなんかが行われるんでしょう。
さて、今日、こんな記事を見ました。
『57歳貯金3500万円。家族は特養にいる父一人。老後のお金が不安で困っています』です。
57歳で3500万円の貯金があるって、かなり、恵まれた感じだと思うんですがね。
我が家は、そんなにお金ありませんけど・・・
しかも、僕は働いていないし。
どうして、そんなに不安なんでしょうか?
登場する方は?
57歳の独身女性です。
昨年、会社を自主退社され、今は、派遣で仕事をされているようです。
月の収入は約16万円で、ボーナスはありません。
年金の受給予定額は、約127万円のようですが、派遣になって収入下がっています。
なので、もらえる年金額も下がると思われます。
ちなみに、貯金は、3500万円お持ちのようです。
支出は?
一方、支出はどうでしょうか?
・住宅費:7万5000円
・食費:4万7000円
・光熱費:2万5000円
・通信費:1万円
・趣味娯楽:1万7000円
・雑費:1万円
・保険料:3500円
合計すると、約19万円になります。
月の収入は16万円ですから、16万円ー19万円=3万円の赤字ってことになります。
年間では、3万円×12か月=36万円になります。
65歳まで働いたら?
仮に、65歳まで働いたとします。
現在、57歳ですから、あと8年あります。
毎年36万円の赤字ですので、36万円×8年=約300万円が貯金から無くなることになります。
なので、3500万円ー300万円=3200万円が、65歳時点での貯金ってことになります。
65歳以降は年金で生活
この女性は、神奈川に実家があるそうなんです。
65歳からは、そちらの方で生活をされるらしい。
すると、家賃が必要なくなりますから、生活費は、19万円ー7万5000円=11万5000円でいいわけです。
年金額は127万円の予定ですが、収入が減っていますので、この金額は確実にもらええません。
ここでは、年間120万円に減額して考えてみます。
年間120万円ってことは、月の受給金額は10万円になります。
月の生活費は、11万5000円ですから、11万5000円ー10万円=1万5000円の赤字になります。
年間では、1万5000円×12か月=18万円の赤字です。
これを貯金から補填すると、3200万円÷18万円=177年で貯金が底をつきます。
ん・・・
これが間違っていなければ、全然、心配することありませんよね。
余裕がありすぎる・・・
今すぐ辞めたら?
こんなに余裕があるのなら、今すぐ仕事を辞めて実家で生活しても良くないか?
ちょっと、計算してみました。
57歳から65歳までの8年間は、貯金を切り崩して生きていきます。
すると、11万5000円×12か月×8年=約1100万円が必要になります。
これを貯金から切り崩したら、3500万円ー1100万円=2400万円が残ります。
これが、65歳時点での貯金なわけです。
その後は、年間で18万円を貯金から切り崩していきますので、2400万円÷18万円=133年で底をつきます。
ん・・・今すぐ実家に戻っても、十分生きていけますね。
最後に
ちゃんと計算してみれば、無駄に不安がることもありませんよね。
この女性の場合、65歳時点で1000万円もあれば、十分暮らしていけます。
なので、もっと、自分に『時間とお金』をかけても良いんじゃないでしょうか?
どんなにお金を持っていても、あの世には持って行けません。
使わないと意味無いんです。
時間だって同じです。
仕事が生きがいであるのなら、働き続けてもいいと思います。
ですが、イヤイヤ仕事をしているのであれば、時間がもったいない。
時間は、有限ですからね。
時間は、いつ無くなるか分かりません。
お金は自分でコントロールできますが、時間はコントロールできません。
だって、明日、死んじゃうかもしれないんですから。
僕は、そんな風に思っています。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。