貯金3000万円、公的年金は月に約9万円。完全リタイアは出来るか?

 

こんにちは。たかです。

今日、こんな記事を見ました。

『51歳タクシー乗務員、貯金3000万円。セミリタイアしたい』です。

タクシーの運転手さんをされているみたいです。

ですが、普段の業務に休みがなく、肉体的にも精神的にもきつい毎日を強いられているみたいです。

タクシーの運転手さんって、大変なんですね・・・

そこで、この記事に登場する方は、セミリタイアを考えているようです。

ですが、ここでは、完全リタイアが出来るかどうか、考えてみたいと思います。

登場する方は?

51歳の独身男性です。

現在の月の収入は、33万円ほどあるようです。

ボーナスはありません。

貯金は、投資も合わせれば、約3200万円お持ちのようです。

公的年金は、月に8万6000円を予定しているようです。

支出は?

一方、支出はこんな感じです。

・家賃:6万7000円

・食費:2万円

・光熱費:5000円

・通信費:3500円

・趣味娯楽:1万円

・雑費:5000円

合計すると、約11万円になります。

年間では、132万円が必要になるようです。

では、もし、今すぐ仕事を辞めて、完全リタイアに突入したら、どうなるでしょうか?

働かなくても良くない?

現在、この男性は51歳ですから、公的年金を受給するまで、あと14年あります。

すると、この14年間の生活費としては、132万円×14年=約1900万円が必要になります。

これを貯金からまかなうと、3200万円ー1900万円=1300万円が残ることになります。

これが、65歳時点の貯金額になるわけです。

65歳からは、年金を受給しながら生活します。

月の年金額は8万6000円ですから、11万円ー8万6000円=2万4000円不足することになります。

年間では、2万4000円×12か月=約29万円になります。

これを貯金から補填すると、1300万円÷29万円=約44年で底をついてしまいます。

この時の男性の年齢は、65歳+44年=109歳です。

ってことは、無理して、働くことはないかもしれませんね・・・

無理しない程度に働く

僕だったら、働かずに、好き放題に生活すると思います。

ですが、この男性は、3000万円の貯金額では、完全リタイアは出来ないと思っているようです。

まあ、普通に考えれば、そうかもしれませんね。

であれば、無理のない程度に働けばいいですよね。

たとえば、土日だけ働くとか。

1日5000円稼げれば、10日で5万円です。

年間では、5万円×12か月=60万円になります。

これを、あと10年やったとしたら、60万円×10年=600万円ですからね。

老後資金にも、ゆとりが出てくるでしょう。

もう、毎日、つらい仕事をする必要はないわけです。

最後に

僕が、この男性の立場なら、働かないと思います。

数年は、好き放題に生活しますね。

ただし、お金は使いません。

お金がなくても、楽しい時間は過ごせますから。

そして、その生活に飽きてくるようであれば、働くかもしれませんね・・・

人間って、何歳まで生きていられるか分かりません。

最低限の生活費が確保できたのなら、生活費のために働くのではなく、自分の好きな事に時間を使いたいものです。

みなさんは、どう思いますか?

本日も最後までお付き合いありがとうございました。