こんにちは。たかです。
老後資金を心配している人って、多いんでしょうね。
と言いながら、僕も、そのひとりです。
このまま、コロナの感染が継続すれば、経済は落ち込み、年金どころの騒ぎでは無いかも・・・
早めに、終息してほしいものです。
さて、今日、こんな記事を見ました。
『31歳派遣社員、貯金40万円。奨学金の全額返還も見えてきました。今後の資金管理は……』です。
奨学金の返済の目途も立ち、資金管理をどうしようかと考えているみたいです。
偉いですね。
しっかりと、将来のお金のことを考えているようです。
では、実際にどうすればいいでしょうか?
登場する方は?
31歳の独身男性です。
月の収入は23万円、ボーナスはありません。
年収にすれば、約350万円くらいになるんでしょうか?
貯金は、40万円お持ちのようです。
支出は?
一方、支出はどうなんでしょうか?
・家賃:4万5000円
・食費:2万円
・光熱費:5000円
・通信費:3000円
・趣味娯楽:2万円
・奨学金返済:1万2000円
・こづかい:3万5000円
合計すると、14万円になります。
月の収入は23万円ですから、23万円ー14万円=9万円を貯めることが出来ます。
年間では、9万円×12か月=108万円を貯金することが出来ます。
60歳まで働いたら?
現在、31歳ですから、60歳まで働くとしたら、あと29年あります。
すると、60歳までに、108万円×29年=約3100万円を貯金することが出来ます。
60歳から65歳までは、貯金を切り崩して生活します。
月の生活費は14万円ですから、14万円×12か月×5年=840万円が必要になります。
これを貯金から出したとすると、3100万円ー840万円=2260万円が残ることになります。
この2260万円が、65歳時点での貯金になるわけです。
この方の年金額は分かりませんが、仮に10万円とします。
65歳から年金10万円を受給するとすれば、月の生活費の不足額は、14万円ー10万円=4万円になります。
年間では、4万円×12か月=48万円が不足するわけです。
これを貯金から補填すると、2260万円÷48万円=47年で底をつくことになります。
ってことは、この男性は、65歳+47年=112歳まで生きることが出来そうです。
今までどおり、貯金をするだけでも、いいみたいですね。
アーリーリタイア出来ないか?
仮に、月9万円を利回り3%で、50歳まで運用したらどうなるでしょうか?
そうすると、50歳時点での資産は、約2700万円になっています。
そして、50歳でリタイアするとします。
50歳から、毎月、運用しながら月15万円を切り崩していきます。
月15万円あれば、生活することは可能ですよね。
すると、15年後の65歳時点の資産は、850万円になっています。
この850万円を、運用しながら月4万円を切り崩していくと、約20年で底をつくことになります。
65歳からは、年金が月10万円ありますので、資産の取り崩し額と合わせれば、生活することが出来ます。
ってことは、65歳+20年=85歳までは、生きていくことが出来そうです。
ん・・・ちょっときびしいですが、運用すれば、アーリーリタイアも可能かもしれませんね。
最後に
今後は、年金もどうなるか分かりません。
それ以前に、いくつまで働けるかもわかりません。
AIが発達すれば、人の仕事が減っていきますからね。
そうなれば、収入が無くなりますので、大変なことになります。
なので、出来るだけ早めに、お金は増やしておいた方が良いかもしれません。
ただし、AIが発達し、人が働かなくていい時代になれば、お金は必要なくなりますがね。
その過渡期が、いちばん、苦しくなるかもしれませんね。
その前に、ベーシックインカムが、実施されればいいんですが・・・
まあ、何があっても良いように、資産運用は、これからは必須になるかもしれません。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。