こんにちは。たかです。
僕は2019年3月末に会社を早期退職し、自由な時間を楽しんでいます。
といっても、今年で50歳になってしまいました。
でも、50歳って、まだまだ元気ですよね。
足腰も大丈夫だし、車の運転も支障なし。
何だって出来る年齢です。
これが、アーリーリタイアのいいところでしょうか?
だって、60歳になると、50歳の時より動きが悪くなりますからね。
できるだけ、若い時に自由になったほうが、いいような気がします。
今日、こんな記事を見ました。
『29歳、貯金1500万円。仕事が嫌になりセミリタイアしたい』です。
なんと、29歳でセミリタイアですか?
29歳なんて、バリバリ元気なころです。
うらやましいですが、29歳でリタイアするって、お金はどうするんでしょうね?
登場する方は?
この記事に登場する方は、29歳の独身男性です。
リタイア後は、実家に戻り、月8万円ほどのアルバイトをする予定なんだそうです。
実家は、築15年のご両親の持ち家なんだそうです。
現在の貯金は500万円で、その他に1000万円を投資にまわしているようです。
収入は、配当金が年間20万円あるようですね。
さらに、ご両親から、約2000万円を相続する予定なんだそうです。
支出は?
支出は、こんな感じです。
・住宅コスト:1万円
・食費:2万円
・光熱費:2万円
・雑費:1万円
なんと、月の生活費は、6万円なんだそうです・・・
ん~、かなりスリムな家計ですね。
リタイア後は、国民年金、国民健康保険、通信費などを入れると、10万円くらいにはなるでしょうね。
生きていけるのか?
月の生活費が10万円で、月に8万円稼ぐとしたら、不足額は月2万円ってことになります。
年間では、24万円です。
ですが、年間の配当金が20万円ありますので、実質4万円の不足という事になります。
年金を受給する65歳まで、あと36年あります。
ってことは、36年間でいくら貯金を切り崩すことになるか?
36年×4万円=144万円ってことになります。
現在、500万円の貯金がありますので、500万円ー144万円=356万円が残るわけです。
65歳から年金をもらいますが、その時って、いくらになっているか分かりませんよね・・・
仮に、現在の国民年金の平均支給額の約5万5000円で計算すると、どうなるでしょうか?
月の生活費が10万円ですから、月の不足額は4万5000円になります。
年間では、54万円が足りません。
配当金が、今と変わらなければ20万円ありますので、実質の不足額は34万円です。
その時、貯金と相続するお金で、356万円+2000万円=2356万円あります。
ってことは、2356万円÷34万円=69年間は貯金が底をつくことはありません。
なので、65歳+69年=135歳までは、生きることが出来そうですね。
![]() |
最後に
この男性の場合、貯金500万円、相続2000万円、投資1000万円をお持ちです。
貯金としては、合計すると約3500万円ってことになります。
そして、毎月の支出は10万円くらいです。
このくらいの条件であれば、29歳という若さでも、セミリタイアは可能だという事が分かります。
しかも、月のアルバイト代は8万円です。
今の時代なら、パソコン1台で、稼げるお金かもしれません。
入社してすぐから、副業をしながら、貯金に励めば、30歳でセミリタイアも夢ではありませんね。
もし、その副業で月に10万円くらい稼げるようになれれば、リタイア後も余裕のある生活が出来るかもしれません。
今後は、こういった生き方を選択する人も、増えてくるかもしれませんね。
贅沢をしなくても、しあわせを感じることが出来る人は、こんなことも出来るんですね。
みなさんは、どう思われますか?
本日も最後までお付き合いありがとうございました。