こんにちは。たかです。
コロナの影響で、仕事が無くなってしまった方もいらっしゃると思います。
我が家の息子も、その一人なんですがね。
大学生もアルバイトが出来なくなって、学費や生活費に困っているようです。
先日、テレビを見ていたら、約13人に1人は大学を退学することを考えているんだそうです。
その理由は、『学費が払えないから・・・』だって。
かなり、きびしい状況に追い込まれていますね。
親の収入が減った
中でも、大変なのは、『親の収入が減った家庭』です。
大学生のアルバイトが無くなっただけならば、親から援助を受ける事も出来ます。
しかしながら、親の収入が激減した場合、そんなことは出来ません。
しかも、多くの学生は、学費に関しては、親が支払っているケースが多いと思います。
そういったご家庭では、学費を払うことが出来なくなりますからね
ある学生さんは、こんなことを言っていました。
『親が自営業なので、収入がゼロになってしまった』
『なので、自分の学費を払うような余裕はない』
『かといって、自分で稼ぐことも出来ない』
『そうなれば、退学するしかない・・・』って。
奨学金を借りろ?
こんなニュースに関して、ある大学の学長さんは、こんなことを言っていました。
『いろんな奨学金制度がある』
『そういったものを活用して、凌いでほしい』だって。
僕には、ちょっと、違和感がありました。
なぜならば、こういった学生は、おそらく、既に奨学金を借りているはずです。
2019年3月に労働者福祉中央協議会が発表した、日本学生支援機構奨学金の借入総額の平均は324万3000円だったそうです。
社会に出る前に、既に、300万円以上の借金をしているわけです。
なのに、『さらに、借金をしろ!』というのか?
社会人になったら借金返済ばかり
そうなると、社会人になって、お給料をもらうようになっても、借金返済ばかりです。
月に数万円も払わないといけないわけです。
それじゃなくても、お給料は安いわけですから、大変ですよね。
僕も、高校・大学を奨学金を借りて進学しましたので、そのつらさはよく分かります。
できれば、あまり多くのお金は借りない方が良いんです。
であれば、大学も『学費の一部免除』などを考えてもいいんじゃないでしょうか?
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最後に
残念ながら、今の日本では、大学を中退して仕事に就くことは、なかなか難しいと思います。
なので、できれば退学しない方が良いと思います。
とはいえ、お金が無ければ、どうしようもありません。
大学側も、ちょっとは、考えてほしいものです。
この大学の学長さんのコメントを聞いて、違和感と共に、ガッカリしてしまいました。
もっと大人が知恵を出しあってほしいものです。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。