こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『財政黒字化、29年度以降 コロナ禍で2年先延ばし 内閣府試算』です。
政府は、財政を黒字化にしようとしています。
まあ、政府じゃなくて、財務省なんでしょうけど。
なんで、こんなことをするんですかね?
今日は、ちょっとだけ、僕の考えを書いてみたいと思います。
財政黒字化って何?
そもそも、財政の黒字化って、何なんでしょう。
簡単に言えば、国の支出と収入をトントンにするってことです。
国の支出とは、社会保障費とか公共事業費などのことです。
収入は、主には、税金になります。
現在、約10兆円くらい、支出が収入より多いんですね。
要するに、お金が足りないんです。
これを、支出=収入にしたいわけです。
足りない分は、政府は国債を発行して、お金を調達してくるんです。
極端な話、政府が発行した国債は、回りまわって、日銀が引き受けます。
国債を引き受けた日銀が、お札を刷るわけです(正確には違いますが)。
そして、そのお金を政府が使うわけです。
こうやって、日本中にお金が拡散していくわけです。
なので、政府が借金してくれないと、国内にお金は増えないと思うんです。
では、どうやって黒字化するんでしょうか?
黒字化するためには?
黒字化するためにはどうするか?
簡単ですよね。
税金を上げて、支出を減らせば良いわけです。
でも、これをやると、どうなりますかね?
税金が上がるってことは、国民のお金は減りますよね。
生活は苦しくなりませんか?
では、国の支出が減れば、どうなるでしょうか?
たとえば、公共事業費が減れば、工事関係の会社の業績は落ちます。
それに関連する会社も業績が悪くなり、社員のお給料は下がるでしょう。
やっぱり、国民の生活は苦しくなりませんかね?
国が黒字化を目指せば、国民は苦しくなっていくんです。
政治家さんは、誰のために仕事をしているんですかね?
なんのために黒字化するのか?
では、なぜ、財政を黒字化したいんでしょうか?
その理由は、僕にはわかりません。
ですが、財政法の中に、こんなことが書いてあります。
『国の歳出は,公債又は借入金以外の歳入を以て,その財源としなければならない』って。
要するに、国債をバンバン発行して、お金を調達して、それを財源にしてはいけませんって、書いてあるんです。
だから、財務省は、収入と支出をトントンにしようとしているんだと思います。
まあ、その他にも、利害関係なんかが絡み合っているのかもしれませんがね。
でも、国民がお金がない時に、これって出来ますか?
国民は、お金がないんです。
そこからお金をむしり取っても、そのうち、税金を納められなくなりますよね。
国民が潤ってから
まずは、国民が潤わないといけません。
国民のお金が増えれば、物を買うようになります。
すると、会社は設備投資などの投資を始めます。
そのお金は、市中銀行から借りるわけです。
借りたそのお金は、国内に流通することになります。
要するに、国内のお金の量が増えるわけですね。
設備投資した会社は、業績が良くなり、従業員のお給料を上げます。
すると、国民は、さらに潤うわけです。
会社が儲かれば、法人税が増えるでしょう。
お給料が上がれば、所得税を多くとれるようになるんじゃないでしょうか。
そうすれば、財政黒字化になるかもしれません。
最後に
僕が知りたいのは、『なぜ、財務省はそこまで、財政黒字化にこだわるのか?』ってことです。
諸外国で、こんなこと言っている国って、あるのかな???
どうでもいい話だと思うんですが・・・
これをやっているから、日本国民は、ものすごく苦しんでいるんです。
ホントに、『財政黒字化』とかやめたほうがいい。
そして、『国の借金1000兆円』とか、ばかみたいなことは、言ってはいけないと思います。
国民のほとんどは、政治家や官僚、マスコミに騙されて、『消費税が上がるのは仕方ないよね』なんてことになっています。
国債1000兆円は、国の借金でも、国民の借金でもありません。
『お金を発行した証明書』だと僕は思います。
ましてや、将来の子供たちが払うなんてことは、起こりえません。
僕は、そう解釈しています。
最近、ちょっと気になるんで、書いてみました。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。