こんなライフプランはリスクが高い。なんの保証もない。

 

こんにちは。たかです。

これからは、70歳まで働くのが当たり前の時代になるんでしょうか?

僕には、耐えられませんね・・・

でも、『70歳まで働くのが当たり前!』になってくると、こんな人が増えるんじゃないでしょうか?

『70歳まで住宅ローン返済』

今でも、こういった方はいると思います。

ですが、実際には、繰り上げ返済をして60歳くらいまでには、完済しているんじゃないでしょうか?

今日、こんな記事を見ました。

『コロナ禍で「月14万の住宅ローン」が払えなくなった60代男性の悲劇』です。

さて、どんな悲劇なんでしょうか?

登場する方は?

この記事に出てくるAさんは、68歳です。

40歳の時に、新築の一戸建てを3200万円で購入します。

頭金を入れて、返済期間35年、約3000万円の住宅ローンを組んだようです。

なので、75歳まで返済が続くわけです。

金利は、当初5年は3.5%だったようですが、5年目以降は4.5%になったそうです。

現在と比べれば、とんでもない金利ですよね。

ですから、ずっと、毎月14万円くらいローン返済をしていたそうです。

コロナで生活が一変

Aさんは65歳で退職し、年金生活に入ります。

月の年金額は、18万円です。

かなり、いい受給額ですよね。

でも、年金だけでは、月14万円のローン返済は出来ません。

そこで、アルバイトをして稼いでいたようです。

ところが・・・

今回のコロナウイルスの影響で、アルバイト先が閉鎖になります。

この年齢ですから、再雇用してくれるところも無いでしょう。

こうなると、どうしようもないですよね・・・

失敗の原因

Aさんのいちばんの失敗は、借り換えをしていなかったってことでしょう。

金利4.5%なんて、とんでもない数字です。

もし、在職中に借り換えをしておけば、返済も楽になったと思います。

でも、なぜ、借り換えをしなかったのか?

おそらく、『75歳まで働けばいい!』と思っていたんじゃないでしょうか?

ローン返済は75歳までですからね。

そういったライフプランを描いていたんだと思います。

ですが、現実は、そうはさせてくれなかったようです。

すぐに切られる

死ぬまで働きたくても、雇い主に切られてしまっては、どうしようもありません。

高齢者になれば、アルバイトとして雇われることが多くなると思います。

もし、会社の経営状態が悪くなれば、真っ先にクビを切れらるのは、アルバイトなどの人たちです。

ですので、ずっと働き続けられる保証は、どこにもありません。

正社員だって、危ない時代ですからね。

そんな中、『70歳まで働いてお金を稼ぐ!』といったライフプランを描くのは、リスクが高いと思います。

Aさんのように、どうしようもなくなるかもしれません。

最後に

『70歳まで働くのが当たり前!』

ホントに、そんな時代になるんだろうか・・・

僕は、高齢者が出来るような仕事は、減るような気がするんです。

これから先、外国人労働者が入ってくると思います。

そうなると、高齢者は、外国人労働者と仕事を奪い合うようになるんじゃないか?

そう思うわけです。

経営者は、どちらを雇うんだろうか?

答えは、分かりません。

ですが、『70歳まで働き続けないといけない!』と言ったライフプランは、ちょっとリスクが高いんじゃないかと思います。

せめて、『70歳まで働けなくても生活できる!』くらいの余裕があった方が良いですね。

みなさんは、どう思いますか?

本日も最後までお付き合いありがとうございました。