こんにちは。たかです。
コロナの影響で、契約が切られた派遣社員さんもいらっしゃるかもしれません。
でも、今の時代、正社員だからと言って、安全だとは限りませんからね・・・
どちらがいいかは、分かりません。
今日、こんな記事を見ました。
『41歳、夫婦とも派遣社員、貯金800万円。お金のことが心配』です。
夫婦で派遣社員らしく、将来のことを不安に思っているようです。
さて、どんな家計なんでしょうか?
登場するご家庭は?
旦那さん38歳、奥さま41歳、お子さんはいらっしゃいません。
月の収入は、旦那さんが24万円、奥さまが26万円、副業で月に6万円ほどあるようです。
合計すれば、24万円+26万円+6万円=56万円ってことになります。
ボーナスはありませんが、貯金は840万円お持ちのようです。
支出は?
支出は、どうでしょうか?
・住宅ローン:8万1000円
・通勤費:2万3000円
・食費:5万円
・光熱費:1万3500円
・通信費:1万円
・趣味娯楽:1万1000円
・こづかい:1万5000円
・雑費:6万6000円
・帰省費:8000円
・保険料:3万2000円
・住民税:4万円
合計すると、約35万円になります。
月の収入は56万円ですから、56万円ー35万円=21万円を貯金することが出来ます。
年間では、21万円×12か月=252万円を貯めることが出来るわけです。
60歳まで働いたら?
もし仮に、今の年収のまま、60歳まで働いたら、どうなるでしょうか?
奥さまは41歳ですから、あと19年は働くことが出来ます。
すると、252万円×19年=4788万円を貯めることができます。
現在の貯金は840万円ですから、60歳時点では、4788万円+840万円=約5600万円の貯金があることになります。
19年後には、住宅ローンは終わっていますので、その後の生活費は、35万円ー8万1000円=約27万円で済みます。
60歳から65歳までの5年間は、貯金を切り崩して生活します。
月の生活費は27万円ですから、27万円×12か月×5年=1620万円が必要になります。
ってことは、65歳時点の貯金額は、5600万円ー1620万円=約4000万円になります。
65歳以降は年金で生活
このご夫婦の年金額は分かりません。
仮に、ご夫婦で月の年金額が10万円だったとします。
月の生活費は27万円ですから、不足額は、27万円ー10万円=17万円になります。
年間では、17万円×12か月=204万円です。
これを貯金から切り崩していきますので、4000万円÷204万円=約19年で、貯金が底をつくことになります。
その時の奥さまの年齢は、65歳+19年=84歳です。
ん・・・
ちょっと、きびしいかもしれませんね。
とはいえ、年金がもっと多いかもしれませんし、生活費を少し下げれば、もっと貯金を長持ちさせることが可能でしょう。
なので、そこまで、将来のことを心配する必要は無いかもです。
最後に
ですが、いちばんの問題点は、『収入が安定するか?』ってことですよね。
今後、会社の経営が厳しくなってくれば、契約時に収入が落ちるかもしれません。
そうなれば、計算が狂ってきます。
では、どうするか?
生命保険や雑費を見直しして、生活費を下げるしかないですかね・・・
それと、住宅ローンの繰り上げ返済。
住宅ローンが無くなれば、かなり、生活は楽になりますからね。
稼げるうちに稼いで、払うものは早めに終わらせる。
借金は、出来るだけしない方が良いですよね。
僕の息子はフリーで仕事をしていますので、収入が安定しません。
派遣社員さんより、かなり不安定です。
これって、ホントに心配です。
早く、稼げるようになってくれたらな・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。