こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『現在59歳、60歳で仕事を辞めたいのですが、年金は6万4000円とのことです』です。
60歳で仕事を辞めたいようですが、月の年金額は6万4000円。
ちょっと、不安になりますよね・・・
まあ、何千万円も貯金があるのなら、大丈夫かもしれませんが。
さて、どんなご家庭なんでしょうか?
登場する方は?
59歳の独身女性です。
若いころに離婚されており、お子さんが2人いらっしゃるようです。
月の収入は20万円で、お子さんから4万円の支援を受けているようです。
でも、この4万円は、当てにできませんよね・・・
子供だって、自分の生活で精一杯なわけですから。
ボーナスは、年間で10万円ほどあるようです。
ちなみに、貯金は投資も合わせれば、約1000万円お持ちのようです。
年金額は、60歳から受給すると、6万4000円になるんだそうです。
支出は?
一方、支出はどうなんでしょうか?
・住居費:3万5000円
・食費:4万円
・光熱費:2万5000円
・通信費:1万円
・趣味娯楽:5000円
・こづかい:1万円
・雑費:2万円
・保険料:3万円
合計すると、17万5000円になります。
月の収入は20万円ありますので、20万円-17万5000円=2万5000円を貯めることが出来そうです。
ボーナスからは、貯金はしていません。
仮に、あと1年働いたとしたら、2万5000円×12か月=30万円を貯金することが出来ます。
さらに、退職金が70万円あるそうですので、退職後の貯金は、1000万円+30万円+70万円=1100万円ってことになります。
60歳でリタイアしたら?
この女性の希望どおり、60歳でリタイアしたとします。
月の生活費は17万5000円、月の年金額は6万4000円です。
ってことは、17万5000円ー6万4000円=11万1000円の赤字になります。
年間では、11万4000円×12か月=約140万円になります。
この赤字分を、貯金から補填したとします。
すると、貯金額は1100万円ですから、1100万円÷140万円=約7年で貯金が底をついてしまいそうです。
ん・・・60歳でのリタイアは、ちょっと無理かもしれませんね。
生活費を抑える
この女性の場合、独身の割には、生活費が多いように感じます。
まずは、光熱費。
ひとり暮らしで、光熱費が2万5000円って、ちょっと高くないですかね・・・
せめて、あと5000円はカットしたいものです。
次に、雑費。
月に2万円って、何に使うのかな?
これも1万円くらい、カット出来ると思います。
最後に、保険料。
独身ですから、保険は必要ありません。
サッサと払い済みにしてしまいます。
そうすれば、3万円カット出来ますからね。
光熱費(5000円)+雑費(1万円)+保険料(3万円)=4万5000円の節約になります。
すると、月の生活費は、17万5000円ー4万5000円=13万円で済むわけです。
収入を得る
月の支出は13万円になりました。
一方、月の収入は6万4000円ですから、その差額は、13万円ー6万4000円=6万6000円です。
仮に、月に3万円稼いだらどうなるでしょうか?
収入は、6万4000円+3万円=9万4000円になりますから、赤字額は、13万円-9万4000円=3万6000円になります。
年間では、3万6000円×12か月=約44万円の赤字になります。
これを貯金から補填したら、1100万円÷44万円=約25年で貯金が無くなるようです。
まだ、不安は残りますが、なんとかなるかもしれませんよね。
最後に
今後、年金額はどうなるか分かりません・・・
どんどん減ってしまうかも。
そうなったら、生活費を抑えながら、収入を得るしかありません。
といっても、高齢なれば、収入を得ることは難しくなります。
だって、雇ってくれないかもしれませんからね・・・
そう考えると、雇われずに収入を得る方法を身につけておいた方が良いのかも・・・
そんなに多額のお金を稼ぐ必要はありません。
あと2万円、3万円、稼げればいいわけです。
では、どうやって稼ぐのか?
今後の僕の課題ですね・・・
もし、株のスイングトレードで稼げたら・・・
なんて、夢のような事を考えております。
みなさんは、老後はどうやって生活しますか?
年金が減っても良いように、対策を練っておく必要があるかもしれませんね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。