僕が管理職になりたくないと思った理由。その前に、なれるはずないんだが・・・

 

こんにちは。たかです。

サラリーマンを卒業してから、約7か月が経過しました。

早いものです。

約26年間のサラリーマン人生を振り返ってみると、いろんなことがありました。

ポンコツサラリーマンだった僕でも、若いころは、出世を夢みていたんです。

ところが、30代後半から、自分の限界を感じ始めました。

『僕は、やっぱり、ダメだな・・・』って。

案の定、ヒラ課長職(部下なし)で終わってしまいましたが、自分としては、上出来かな?と思っています。

ところで、今の若い人は、どのくらい、出世欲があると思いますか?

男性50%、女性10%

内閣府の調査によれば、課長以上への昇進を希望している人は、男性一般従業員は5~6割、女性一般従業員は1割なんだそうです。

ここで言う課長とは、部下を持つ課長のことだと思います。

いわゆる、『管理職』っていうやつですかね。

でも、女性って、意外と管理職になりたい人って、少ないんですね・・・

では、なぜ、管理職になりたくないのか?

男性の場合は、1位『メリットがない(41.2%)』、2位『責任が重くなる(30.2%)』、3位『自分には能力がない(27.6%)』なんだそうです。

一方、女性はというと、1位『仕事と家庭の両立が困難(40.0%)』、2位『責任が重くなる(30.4%)』、3位『自分には能力がない(26.0%)』ってことらしいです。

ん~、たしかに、そうかもしれませんね。

僕の場合は・・・

僕が、『管理職になれないな・・・』って思ったのは、『自分には能力がない』と感じたからです。

僕が勤めていた会社の管理職って、上と下との調整役がメインの仕事でした。

上司に逆らうことなく、部下を如何に上手に使う事が出来るか?

これを出来る人が、優秀な管理職として、部長職へ出世していきました。

僕は、性格的に、そんなことが出来ません。

上司が間違っていれば、逆らいますし、意見もします。

上司が間違っているのに、そのまま、部下に伝えるようなことは出来ませんでした。

これでは、管理職には、なれないんですよね・・・

メリットも感じない

管理職になれば、権限もあると思いがちです。

ですが、僕が勤めていた会社では、管理職の権限なんか、まったく、ありませんでした。

会社のルールが一番ですし、本社が決めたことをやるだけです。

どんなに、他にいい方法があっても、許されることはありません。

ですので、権限を持ちたければ、ずっと上まで登り詰めないと、権限を持つことは出来なかったんです。

その前になれませんけどね・・・

管理職になりたくても、それなりの実績がなければ、なれるわけありません。

残念なことに、僕のようなポンコツでは、実績不足です。

お呼びすらかかりません・・・

でも、ヒラサラリーマンとして、仕事をするのもいいんじゃないでしょうか?

万が一、僕が管理職として仕事をしていたら、100%こころの病気になっていたでしょうね。

やはり、管理職になるには、それなりに強いハートがないと、ダメなんじゃないかと思っています。

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最後に

僕は、サラリーマンとして生きていくなら、出世なんか、どうでもいいと思います。

出世したい人はすればいいし、したくない人はしなくていいんじゃないか?

今、一番犠牲になっているのは、女性かもしれません。

女性管理職を作るために、無理やり、管理職に登用している会社もあります。

やりたくもない管理職という仕事をやらされているんです。

これって、ホントに不幸なんじゃないだろうか・・・

そう思うわけです。

仕事なんかで、こころや体を壊すなんて、バカげています。

みなさんも、無理のない程度にしてくださいね。

一番大事なのは、こころと体の健康ですから。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。