単身赴任生活を8年やってみて思う事。ポイントをはずすとあとで大変になる。

 

こんにちは。たかです。

そろそろ、春の人事異動の季節が近づいてきていますね。

4月1日付けで、人事移動の会社って、多いんじゃないでしょうか?

もしかしたら、単身赴任になる方もいらっしゃるかもですね。

元々、僕は福岡の実家に住んでいました。

家のローンを支払うために・・・

ちょうど、支払いが終わった頃、転勤の辞令が出たんです。

その時、子供は、小学3年生と2年生でした。

まあ、まだ、低学年でしたので、一緒に移動したわけなんです。

ところが、3年後、またしても、転勤の辞令が・・・

子供が小学6年生と5年生の時でした。

山口県に転勤を命ぜられ、拒否することも出来ませんので、移動することにしました。

子供たちも、一緒に移動しても良かったんですがね。

ですが、『もうこれ以上、転校させたくない!』と思い、思い切って実家のある福岡に戻したわけです。

福岡なら、小学低学年まで住んでいましたので、友達もいますからね。

それから8年、僕は、単身赴任をすることになったわけです。

思春期は大事な時

出来ることなら、子供が思春期の時は、単身赴任は避けたいものです。

ですが、そうもいきませんよね・・・

であるならば、この時期は、出来るだけ家に戻ることをお勧めいたします。

我が家の子供が大変だったのは、小学5年生から中学3年生まででしたかね。

特に、長男は、問題児だったので、頻繁に事件を起こしていました。

学校から呼び出され、あるいは、警察からも呼び出され・・・

その度に、家に戻っていました。

仕事の途中でも、家に戻るようなことが、何度もありました。

でも、そんな時は、仕事より、子供の方を優先したほうがいいです。

『どんなに遠くても、おやじが戻って来る!』と思うと、子供にも緊張感が走ります。

のちの話しですが、息子曰く『お父さんが帰って来なかったら、もっと、やってたかも・・・』なんて言ってましたからね。

子供からすると、父親がいないっていうのは、タガが外れたようになるみたいです。

簡単に言えば、やりたい放題。

もう、母親では、抑えがきかなかったんですね・・・

まあ、我が家の場合、ちょっと、特殊かもしれませんけど。

家にいるだけでも違う

一方、娘は、こんなことを言っていました。

『単身赴任で、仕事が忙しいのは分かる』

『だけど、全然帰ってこないってことは、家族を見放したんじゃないかと思う』って。

なので、子供と会話をしなくても、家に戻って来るだけでも、全然ちがうんだそうです。

会話なんか、しなくってもいいみたいです。

特に、思春期の子供って、話なんかしてくれませんからね・・・

我が家の子供たちは、2人とも、『別に・・・』しか言いませんでした。

最後に

ハッキリ言えば、単身赴任制度自体が、おかしいんだと思います。

でも、文句を言っても仕方ありません。

もし、この春から単身赴任をされる方は、気を付けてください。

どんなに遠くても、月に1回は戻るようにしてくださいね。

お金はかかりますけど・・・

でも、そうしないと、年を取ってから、家族とのつながりが弱くなってしまいます。

定年退職後、家の中に、自分の居場所がなくなります。

奥さんと子供たちは仲がいいけど、自分だけ、仲間外れ・・・みたいな。

家族のために仕事をしているのに、いざ、退職したら居場所がない。

なんのために、一生懸命、がまんして働いてきたのか?

そう感じるようになりますよ。

大きなお世話かと思いますが、僕の経験から感じたことを書きました。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。