こんにちは。たかです。
僕のライフプランでは、70歳以降は、公的年金と生命保険の解約金で生活することになっています。
その金額は、月に約15万円くらいを想定しています。
いちばんの問題は、『公的年金がいくらもらえるか?』ってことです。
いろんなことが言われています。
『今より30%ほど、減るんじゃないか?』
『社会保障費が上がるんじゃないか?』とか。
なので、とりあえずは、ねんきん定期便の数字より、30%OFFくらいで考えています。
そんな中、こんな記事を目にしました。
『64歳一人暮らし。貯金は900万円。毎月の支出は20万円で貯金を取り崩しています』です。
ん?
貯金が900万円?
月の支出は20万円?
それで、生きていけるの?
僕の素直な感想です。
一体、どんな方なんでしょうか?
登場する方は?
64歳の独身の女性です。
パート勤務をされているようで、月の収入は約5万円です。
貯金は、約900万円です。
年金は、65歳から月に約7万円くらいはもらえそうです。
支出は?
一方、支出はどうなんでしょうか?
・住宅コスト:3万5000円
・車両費:3万円
・食費:4万円
・光熱費:1万円
・通信費:1万6000円
・趣味娯楽:1万8000円
・教育費:2000円
・こづかい:5000円
・雑費:3万円
・保険料:1万2000円
合計すると、約20万円になります。
月の収入は5万円ですから、20万円ー5万円=15万円の赤字になります。
年間では、15万円×12か月=180万円の赤字です。
貯金は、900万円ですから、900万円ー180万円=720万円に減ってしまいます。
65歳からは、年金がもらえます。
年間で、7万円×12か月=84万円です。
なので、65歳からは、180万円ー84万円=96万円の赤字になるわけです。
ってことは、720万円÷96万円=約7年で貯金は底をついてしまいます。
この女性は、72歳で、一文無しってことです・・・
かなり、ヤバくないですかね。
僕ならこうするかな?
みなさんなら、どうしますか?
僕なら、こうすると思います。
まず、車をやめます(仕方ないですよね)。
そうすれば、車両費3万円が浮いてきます。
次に、通信費です。
携帯代で、1万1000円払っているようなので、5000円はカット出来そうです。
さらに、雑費です。
何に3万円も使うんでしょうか?
これを2万円カットします。
最後に、保険です。
すべてやめて、医療保険だけ加入します。
そうすれば、7000円はカット出来るでしょう。
すると、3万円(車両費)+5000円(通信費)+2万円(雑費)+7000円(保険)=約6万円はカットすることができます。
ってことは、月の生活費は、20万円ー6万円=14万円でいいわけです。
月の収入は、5万円+7万円=12万円です。
なので、14万円ー12万円=2万円の赤字で済みます。
年間では、2万円×12か月=24万円です。
65歳時点の貯金は720万円だとすれば、720万円÷24万円=約30年で貯金が底をつくことになります。
この女性が、95歳の時に貯金が無くなるってことです。
ん・・・でも、厳しいですかね。
だって、ずっと、5万円を稼ぎ続けいないといけないわけですから・・・
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最後に
もう少し、貯金があると、何とかなりそうなんですがね。
やはり、老後の理想形は、『年金の範囲内で生活する』ってことですね。
そうすれば、そんなに貯金は必要ありません。
この女性も、年金が月に14万円あれば、いいわけです。
でも、7万円しかないので、苦労するんですよね。
であれば、生活費を7万円にするしかありません。
その為には、車・携帯・保険などは、早めの見直しが必要なんだと思います。
それでも、ダメな場合、食費やおこづかいを減らすしかないでしょう。
ですが、急に、生活レベルを落とすことも難しいと思います。
なので、今のうちから、節約生活に慣れておきたいと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。