こんにちは。たかです。
みなさん、ニュース見ましたか?
トヨタ自動車の社長が、『終身雇用は難しい』って言っちゃいました。
既に、大企業が、終身雇用をしていないってことは、誰でも知っている事だと思います。
ですが、トヨタの社長がテレビで言ったら、こりゃ、サラリーマンの士気は下がりますよね。
もう、自分のスキルアップしか考えません。
会社の売り上げを上げようなんか、思いもしませんし、そんなの関係ありませんね。
自分が、どこに行っても通用するスキルを身に着ける為の道具としか、会社を見なくなるでしょう。
日本企業と外資系企業のちがい
僕は、26年間、日本企業に勤めてきました。
日本企業の特徴は、新入社員を採用して、1から仕事を教えていくという事です。
そうやって育てられた社員ひとりひとりが、伝統を守り、社風を作っていきます。
まあ、いい点もありますが、悪い点もあると思います。
そして、いろんな業務を経験させ、最終的には、取締役などの業務を担うわけです。
ところが、外資系の企業は、そんなことは、あまりしません。
能力の高い社員を採用し、ポジションを与え、しっかり仕事をしてもらう。
その代わり、業績に応じて、お金が支払われるといった仕組みです。
いろんな業務をする事なんか、まず、ありません。
特に、経営者なんかは、能力の高い人を引っ張ってきて、社長なんかに据えますよね。
これから、終身雇用が無くなっていけば、社員は自分のことしか考えません。
新入社員を育てるなんて、そんな面倒な事はしなくなります。
そして、万が一、会社が危なくなったら、他の会社に行けば良いだけです。
その時の為に、自分の能力をつけることに専念するでしょう。
会社は、自分のスキルアップの為に利用するだけになるんじゃないでしょうか?
ちょっと、言いすぎかな?
転職しやすい風土が必要
これからは、どんどん、クビ切りが始まるでしょう。
役に立たなくなった社員は、『ハイ、さよなら』ってなります。
まあ、僕もそれに近かったですが・・・
ですが、40歳後半で、『さよなら』って言われても、現在の日本では困ってしまいます。
再就職が、難しいからです。
この辺りを変えていかないと、子育てや家のローンなんかで、お金がかかる時期に『無職』になってしまいます。
これが広まっていけば、若い人たちは、結婚して子供をつくるなんて、リスクのあることはしないでしょうね。
だって、いつ、無職になるか分からないのに、安心して子供なんか育てられません。
最後に
アーリーリタイアといった生き方も、これからは、認知されるんじゃないでしょうか?
『もしかしたら、50歳でクビにされる。それならば、その時、リタイアしてしまおう!』って感じで。
定年は、50歳。
いや、45歳って考えて、仕事をやった方がいいかもしれませんね。
なんとも、45歳以上の人には、厳しい仕事環境になりそうです。
反面、若い人には、チャンスがたくさんやってきそうです。
若い時に、ガッポリ稼いで、その資産を運用してアーリーリタイアする。
あるいは、起業する。
これが、今後の生き方になるかもしれないな~って感じた次第です。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。
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