こんにちは。たかです。
40代って、なかなか、お金が貯まらないですよね・・・
特に、お子さんがいるご家庭は、やりくりが難しいと思います。
ですが、お子さんがいない場合でも、貯金が難しいケースがあるようです。
今日、こんな記事を目にしました。
『45歳、株の損失1500万円、住宅ローンの残債2700万円』です。
どうやら、株で失敗して、貯金を全部使っちゃったみたいですね。
しかも、住宅ローンが残っている・・・
さて、みなさんなら、どうしますか?
登場するご夫婦
この記事に登場するご夫婦は、こんな感じです。
旦那さん47歳、奥さま45歳、お子さんはいません。
持ち家で、現在、住宅ローンの返済中です。
貯金は、株の損失の穴埋めに使ったため、340万円しか残っていません。
収入は月に約37万円(旦那さん24万円、奥さま13万円)で、支出は約32万円くらいです。
支出はこんな感じです。
・住宅費:11万8000円
・食費 :7万円
・光熱費:1万7000円
・通信費:1万3000円
・こづかい:4万円
・雑費 :4万円
・その他もろもろ
このご夫婦は、貯金が少ないので、70歳まで仕事を続けていきたいと言われています。
みなさんなら、やはり、70歳まで働きますか?
FPさんのご意見は?
FPさんは、まず食費などを見直して、月の貯金額を8万円程度にするよう、ご提案されています。
ご夫婦は、70歳まで働くとの事ですので、あと23年あります。
そうすると、70歳時点で、8万円×12か月×23年=2200万円ほど貯金が出来ることになります。
70歳以降は、住宅ローンが無くなりますので、約20万円で生活できそうです。
年金は年165万円あるそうですので、月になおせば、約13万円くらいになります。
ってことは、月の生活費の不足分は7万円になります。
年にすれば、7万円×12か月=84万円が不足しますので、これを貯金から切り崩せばいいわけです。
そうすると、2200万円÷84万円=26年は貯金で生き延びることができそうです。
最終的には、96歳まで、生きれるってことですね。
70歳まで働けるの?
ん~、FPさんの計算では、96歳まで生きれそうですが、現実的にはどうでしょうか?
まず、70歳までやとってくれるのか?
さらには、70歳まで、今のお給料を継続できるのか?
僕は、この2点が気になりますね。
もし、クビにされたり、お給料が半額になったりしたら、大変なことになります。
70歳まで働くことを前提にするのは、ちょっと、危険なような気がしますね。
僕だったらこうする
僕なら、まず、住宅ローンを見直しますね。
少しでも、金利の安いところに変更します。
それから、食費を3万円、こづかい2万円、雑費3万円を削減します。
すると、月の生活費は約24万円になりますので、月に13万円の貯金が出来るようになります。
もし、旦那さんの定年が60歳だとしても、あと13年あります。
そうすると、13万円×12か月×13年=2000万円の貯金が出来ます。
仮に、60歳以降のお給料が減ったとしても、なんとか住宅ローンを返しながら、生活することが出来ます。
こうすれば、『60歳以降、雇ってくれるかな?』とか『60歳以降は、お給料下がるのかな?』なんて、不安にならずに済みます。
![]() |
凡人でもできる!ネット通販で10年以上安定して稼ぐ起業・経営術 [ 新井賢二 ] 価格:1,430円 |
最後に
70歳まで働くことは、悪い事では無いと思いますが、働けるという確証はありません。
今後、どんどんリストラされて、高齢者の労働力が余ってくるでしょう。
そうなれば、高齢者同士で、仕事の奪い合いが始まるかもしれません。
下手すれば、やすーいお給料でしか雇ってくれないかもです。
ですので、ずっと働くことを前提にしたライフプランは、作らない方が良いともいます。
そして、これから必要になるのは、『生活レベルを落としておくこと』、『自分で少額でもいいから稼ぐことが出来る事』じゃないですかね。
そうすれば、最低でも、生きていくことはできるような気がします。
竹中さんが、『90歳まで働く社会になる!』なんて言っていますが、そんなことは、絶対にできません。
雇う方にも、雇われる方にも、メリットはありませんからね。
メリットがあるのは、国だけです。
こんな人たちに騙されないよう、しっかり、自分の生き方を考えたほうがいいと思います。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。