こんにちは。たかです。
世の中には、大胆な人もいるものです。
みなさんも、ご存知だと思いますが、こんな事件があったようです。
『事務ミスで1500万円過大還付 60代男性「使ってしまい、返還困難」』です。
事件の内容は、こんな感じです。
『2018年7月、男性の口座に住民税の「配当割額及び株式等譲渡所得割額」の還付金として、1667万5577円を振り込んだが、府の調査でミスが判明』
『本来の還付額は165万5577円だった』
『市は19年10月に「多大な迷惑をかけたことをおわびする」と謝罪し、差額約1500万円の返還を求めた』
『ところが、男性は「還付金は既に借金返済や株取引の損失補塡に充ててしまったので返還できない」と説明している』だって。
気がつくだろ?
もし、自分の口座に1600万円も振り込まれたら、気がつきますよね。
『あっ、これ、間違えてるな!』って。
普通は、役所に連絡すると思うんですがね・・・
当然ながら、役所だって気がつけば、『返してくれ!』って言うに決まっています。
だって、税金ですからね。
だったら、サッサと返せばよかったと思うんですがね。
1年、音沙汰無し
ところが、役所が気がついたのは、還付してから約1年後です。
これまた、お粗末な感じがします。
1年も役所から連絡がなかったから、この男性は、こう考えていたかもしれません。
『もう、大丈夫かな?』
『役所も気がついていなんだろう!』って。
もしかしたら、そこで、お金を使っちゃったのかもしれませんね・・・
返さなくていい?
ですが、僕がいちばん驚いたのは、この男性の弁護士さんのコメントです。
こんなことを言っています。
『返納請求を受けた時点で使い切っていたので、返還義務はない』って。
ってことは、『使ったもの勝ち!』ってこと?
僕も、過去に同じようなことを経験しました。
実は、息子に振り込むはずのお金を、口座番号を間違えて、他人に振り込んでしまったんです。
その時、銀行でいろいろと手続きをしたんですが、銀行員さんに、こう言われました。
『振り込んだ先の方が、返金に了承しない場合は、戻ってこないかもしれません』って。
エッ?
そうなの?
その時のことは、こちらに書いてますので、ご興味あれば見てください。
《 銀行の振込先間違えた。どうすればいいのか?戻ってくるのかな? 》
《 知らない口座に振り込んだお金が戻ってきた。無事に戻ってきたポイントは? 》
僕は、法的なことは分かりませんが、自分のお金じゃないので、返したほうがいいと思いますがね。
最後に
この男性は、60代で年金生活をされているそうです。
老後に、そんなゴタゴタに巻き込まれて、うれしいんですかね?
そこまでして、お金がほしいんだろうか?
年金がもらえるだけ、幸せなんじゃないかな。
心おだやかに、質素な生活をした方が、楽しいと思うんですが・・・
僕は、そう思います。
みなさんなら、1500万円返しますか?
当然、返しますよね!
本日も最後までお付き合いありがとうございました。