こんにちは。たかです。
トヨタと言えば、『なぜを5回繰り返す』という原因究明の方法がよく知られています。
みなさんの職場でも、『なぜを5回繰り返す』ってやっていませんか?
僕が勤めていた会社でも、こんなことやっていました。
ですが・・・
ハッキリ言って、うまくいったことがありません。
その理由が分からなかったんですが、今日、判明しました。
こんな記事を読んだんです。
『トヨタ流を「なんちゃって」でマネをした中小企業の末路』です。
まさに、僕が勤めていた会社のことですね。
さて、僕が勤めていた会社のやり方は、どこが良くなかったんでしょうか?
人を責めずに、しくみを責めろ
なんと素晴らしい言葉でしょうか。
勤めた会社のマネージャーに教えてやりたいくらいです!
どういうことかというと、なんちゃってトヨタ流をやっているところは、『過去(結果)や人柄に焦点を当てる』んだそうです。
一方、本物のトヨタ流は、『未来や事柄に焦点を当てる』みたいです。
ん~、なるほど。
では、僕が勤めていた会社で実際にあった、なぜを5回繰り返した例をかいてみます。
あまりにもバカすぎて、今でも、覚えているくらいです。
最終的には、お前が悪い!
僕の売り上げが悪い時に、上役に呼ばれまして、面談がありました。
イヤでしたね・・・100%怒られるわけですから。
その面談の時に、『なぜを5回繰り返してみるぞ!』って言われたんです。
そして、こんな感じで、一方的に決めつけられました。
売り上げが悪い・・・なぜ悪いのか?
お客さんと面会してないから・・・なぜ面会しないのか?
商談に自信がないから・・・なぜ自信が無いのか?
商品知識が足りないから・・・なぜ知識が足りないのか?
勉強してないから・・・なぜ勉強しないのか?
やる気が無いから
こんな感じで、責め立てられました。
最終的には、『お前のやる気が無いからだろ!!』って、怒鳴られて終わった覚えがあります。
そうじゃないだろう・・・って思いましたが、反論すると面倒なんで、『そうかもですね・・・』って言って帰った覚えがあります。
みなさんの会社では、こんなバカなことやってませんよね。
最後に
この記事の中に、こう書かれています。
『「成果があがらない」「ミスが起きた」といった場面で、結果の質だけを問い詰めると悪循環を招く恐れがあります』
『ミスが起きたとき、個人に対して責任追及するのではなく、本人と周囲が一緒に、組織として何を変えれば同様のミスが減るのかを考える』
僕も、同感ですね。
個人を責めても、何も変わりません。
最後は、『お前のやる気だ!』なんて言われてもね・・・
じゃあ、なんで、僕のやる気が出ないの?
そこには、着目しない会社でした。
実は、その時、上司のパワハラが凄くて、仕事へのやる気がガタ落ちしていたんです。
これが、原因だったんですがね・・・
みなさんの会社でも、同じこと、起こっていませんか?
今日は、ちょっとサラリーマン時代を思い出したので、書いてみました。
やっぱり、あの会社辞めてよかった・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。
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