こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『「ノイローゼになりそうなほどつまらない」経験者が語る“FIRE”しても幸せになれないワケ』です。
『FIRE』って、ご存知ですか?
『FIRE』とは、「Financial Independence、Retire Early」の頭文字を取ったものです。
若くして経済的自由を手に入れ、早めに会社を早期退職して、生活することです。
僕なんか、このFIREに憧れていました。
そして、49歳で、実際にFIREを始めたわけです。
ところが、この記事によれば、『FIREしても、幸せにはなれない!』と言っているんです。
なぜなんでしょうか?
今日は、この記事について書いてみたいと思います。
FIREしても幸せになれない理由
では、ここからは、FIREしても幸せになれない理由について、書いていきたいと思います。
理由1:退屈でつまらない日々になる
この記事には、こう書かれてます。
『人間は「何もしなくてもいい」状態や「したいことはあるが、今すぐでなくていつでもできる」状態では本当に何もしなくなり、何もしない生活は本当に生きている価値がないことに気づいた』って。
たしかに、そのとおりかもしれません。
だったら、何かすればいいんじゃないでしょうかね?
誰かに、何かを与えられないと、やることが無いんでしょうか?
ポンコツの僕でも、やりたい事、いくらでも出てきますけどね・・・
理由2:人との繋がりが薄れて孤独になる
これに関しては、こう書かれています。
『FIREするということは、仕事を通した人との出会いや関わりが途絶える可能性を孕んでいます。その先にあるのは、孤独だという意見です』って。
孤独の何が悪いんでしょうかね・・・
孤独になると、ボケるとか、人間性が悪くなるとか言われますが、ホントなんでしょうかね?
僕自身は、サラリーマンを辞めて、人に優しくなったと思います。
サラリーマン時代は、心がささくれてましたからね・・・
僕は、人との繋がりに疲れ果てたので、FIREしたわけです。
もし、人との繋がりが欲しくなれば、近くの居酒屋にでも通うつもりです。
きっと、常連さんとお友達になれるでしょうね。
でも、そのうち、その繋がりがイヤになって、居酒屋にも行かなくなるかも・・・
僕は、そのくらい、ひとりが好きです。
理由3:「貢献感」を得にくくなる
これに関しては、こうです。
『誰かの役に立っていることの実感で自尊心や自己承認欲求を満たし、幸せを感じる瞬間があります。仕事は、そんな貢献感を得られる手段の1つ』って。
みなさんは、ホントにすばらしいお仕事をされているんですね。
僕なんか、仕事を通じて、人様に貢献しているなんて感じたこと、ほとんどありません。
貢献どころか、『人様の邪魔をしてるんじゃないか?』って思ったくらいです。
しかし、貢献したいのなら、別に仕事じゃなくてもいいですよね。
ボランティアでも、何でもいいと思います。
理由4:FIREすることだけでは幸せになれない
最後は、こう書かれています。
『FIREそのものをゴールにすると生きている意味を見失い、幸福とは程遠い生活になってしまう。FIREとは手段であり、目的にしてはいけない』って。
僕の場合、あまりにも仕事がつらかったので、仕事を辞めることが目的でした。
とにかく、逃げ出したかった。
FIREしたあとの『生きがい』とか、そんなものは、どうでもよかった。
生きがいとか考えてFIREする人は、きっと、心の余裕がある人なんだと思います。
今にも、心が死んでしまいそうな人は、FIREが目的でもいいと思います。
まず、逃げ出す。
そして、そのあとから、いろんなことを考えればいいと思います。
最後に
僕は、仕事から逃げました。
そして、やっと、生きることが出来るようになりました。
どういうことか?
僕は、サラリーマンをやっている時は、生きていませんでした・・・
息はしてるし、心臓も動いていたけど、中身は死んでいたんです。
ため息ばかりしながら、どんよりした毎日を送っていました。
つらかったですね・・・
僕みたいな人って、案外、たくさんいるんじゃないでしょうか?
そう言った人は、生きがいとか社会貢献とか、そんなものは考えなくていいと思います。
そんなものは、あとから考えればいいんです。
まずは、そこから、いち早く逃げ出しましょう。
きっと、FIREをするだけで、幸せになれますよ。
逆に、FIREしただけでは幸せになれない人は、FIRE前の生活が、幸せだったってことじゃないですかね・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。