子供が大学卒業したら貯金がゼロ?老後資金も教育資金も、それぞれ違う。

 

こんにちは。たかです。

今日、こんな記事を見つけました。

『「子どもの大学卒業時に貯蓄ゼロ」の恐怖。老後資金と教育資金、合わせていくら必要?』です。

子供の学費を払ったら、老後資金がない・・・

ちゃんと、計画をしていなかったんでしょうね。

では、いったい、いくら必要なんでしょうか?

老後資金にしろ、教育資金にしろ、人それぞれだと思います。

なので、『自分は老後に、いくら必要なのか?』『自分は子供に、いくら出せるのか?』を計算することだと思います。

では、一般的には、どのくらい必要だと言われているんでしょうか?

老後資金は?

昨年くらいに、『老後2000万円問題』が勃発しました。

『老後には年金以外に2000万円必要だ!』と国が発表しちゃったんですね。

そしたら、国民は『えっ?そんなに貯められないけど!』って感じになっちゃったんです。

そりゃ、そうですよね。

2000万円なんて、数年で貯められる額ではありませんから。

なので、一般的には、65歳時点で2000万円あれば、大丈夫ってことでしょう。

教育資金は?

一方、教育資金はどうなんでしょうか?

文部科学省の『平成30年度 子供の学習費調査』によれば、こんな感じらしいです。

《小学校》

・公立:約193万円

・私立:約959万円

《中学校》

・公立:約147万円

・私立:約422万円

《高校》

・公立:約137万円

・私立:約291万円

《大学》

・公立:約499万円

・私立文系:約717万円

・私立理系:821.2万円

もし、実家を離れるのあれば、さらに仕送りが必要になります。

月に10万円を仕送りしたら、10万円×12か月×4年=480万円になります。

全て公立に進学すれば、約1000万円。

全て私立だったら、約2500万円くらいが必要になります。

もし、仕送りをするのなら、約3000万円が必要になるってことですね・・・

人それぞれ

一般的に言われているお金を合計すると、老後資金と教育資金で、最低でも3000万円は必要になります。

でも、これは、子供がひとりの場合です。

2人になれば、さらに最低でも1000万円は必要になります。

これだけのお金を準備するのは、大変ですよね。

ですが、老後資金も、全員が2000万円必要だとは限りません。

だって、年金の範囲内で生活できるのであれば、貯金はゼロでもOKだという事になります。

まあ、ゼロだったら心細いでしょうから、500万円くらいあったらいいかもですね。

一方、教育資金で大きなウェートを占めているのは、大学です。

なので、『どこの大学に行くのか?』が非常に大事になります。

ですが、全員が大学に行く必要はありません。

高校卒業後に就職したっていいし、専門学校に行って、資格を取ってもいいでしょう。

大事なことは、『何をやるために大学に行くのか?』ってことだと思います。

大学に行ったからって、就職に有利になるとは限りません。

なので、子供とよーく話し合いをして、大学は決めたほうがいいですね。

そして、その時に、『○○円しか、お金は出せない!』と伝えるべきです。

高校3年生にもなれば、親の懐事情を考えることは出来ます。

最後に

最近は、晩婚化になっています。

すると、子供が大学を卒業するころ、親は60歳を超えているかもしれません。

もし、子供の学費に貯金をすべてつぎ込んだら、もう、老後資金を貯める時間はありません。

そうなれば、老後資金を貯めることが出来ないかもです。

ですので、ちゃんと、教育資金・老後資金を計画的に貯めておいたほうがいいですね。

老後資金を貯めることが出来なければ、最後には、子供に迷惑をかけてしまいますから・・・

みなさんのご家庭は、どうですか?

本日も最後までお付き合いありがとうございました。