こんにちは。たかです。
今日、こんな記事を見ました。
『橋下氏「給料を上げるためにも、守られすぎているところは流動性を高めなければ。でも、そこに日本の政治は踏み込まない」』です。
橋本徹さんが、日本社会の雇用の流動化について話をされています。
その中で、賃金を上げるためには、雇用の流動性が大事だと言っています。
具体的には、こんなことを言っています。
『最大のポイントが解雇規制の緩和だが、雇っている側が交代させることができなければ新しい人材を迎え入れることもできない』
『アメリカのレイオフはすごい。いざというときは“You are fire!クビ!”と言って、人材をぐるぐる回す』
『そして、欲しい人材を呼び込むために賃金をどんどん上げていく』って。
ん・・・
これで、ホントに賃金って上がるんでしょうかね・・・
どんどん解雇されると・・・
もし仮に、会社が、社員を自由に解雇することが出来るようになったとします。
すると、失業者が増えますよね。
この人達は、生きていく為に働かないといけません。
アメリカのように景気がよくて、働く場所がたくさんあるのなら、いいかもしれません。
たしかに、今のアメリカは、高賃金になってますからね。
しかし、今の日本のように、働く場所が無い場合、どうなるか?
50歳になったら、再雇用してくれる場所なんか、ホントにありませんよ・・・
おそらく、賃金は、かなり低くされてしまうんじゃないでしょうか。
なので、今の日本で、会社が社員を解雇できるようにしてしまうと、とんでもないことになると思います。
賃金が下がれば・・・
このように、安い賃金で働く人が増えたら、どうなるか?
日本企業のお客さんは、外人ではなく、日本人です。
その日本人のお給料が減るということは、日本人がお金を使うことが出来なくなるってことです。
ってことは、日本の会社は儲からなくなります。
すると、会社は、さらに、社員を解雇することになるんじゃないですかね・・・
そうなると、賃金は、もっと下がっていく。
もう、悪循環になるだけだと思います。
なので、雇用の流動性と賃金の上昇は、あまり関係ないと思うんですがね。。。
最後に
なんだもかんでも、アメリカのまねをすればいいってわけじゃありません。
日本には、日本のやり方があるんじゃないでしょうかね。
能力も違うし、文化も違う。
成果主義、能力主義を取り入れてから、日本は弱くなったような気もするんですが。。。
日本人は、他人と協力して、物事を成し遂げる能力に長けていると思います。
弱いものや力のないものを切り捨てるようなやり方は、日本人には、合わないような気がするんですがね・・・
本日も最後までお付き合いありがとうございました。