こんにちは。たかです。
僕の父は、既に他界しています。
生きていれば86歳くらいですかね。
そんな父も、63歳まで働いていました。
職業はトラック運転手。
流石に、最後の方は体力的につらそうでしたね。
荷物の上げ下ろしは、60歳を超えてくると、大変だったようです。
でも、精神的につらそうなことは、聞いたことがありません。
『腰が痛い、肩が痛い』などは聞いたことありますが、うつ状態になっている姿は見たことがありません。
仕事から帰ってくれば、焼酎のんで、テレビを見ながらワーワー言って、夜9時前には寝ていたような気がします。
もしかしたら、体力的にもっと軽めの仕事だったら、出来たかもしれません。
本人は、まだ、働く気ありましたからね。
僕との違い
僕は、まだ49歳ですので、体力的には元気です。
ですが、精神的には、かなり弱っていました。
だいぶ、持ち直してきましたがね。
ここが、父と僕との違いです。
体力は落ちたけど、精神的に元気だった父。
逆に、体力はあるけど、精神的にダメージのある僕。
どちらが、長く働けるか?
答えは、みなさんもお分かりのとおり、精神的に元気な父の方です。
そこから分かることは、『長く働くには、精神的に健康でなければいけない!』ってことではないでしょうか。
当然、体がボロボロではダメですけどね。
一度でも、精神的にダメージを受けてしまうと、その次に踏み出すことが難しくなります。
『また、次でもダメージを受けるんじゃないか・・・』みたいなことを考えてしまいます。
しかも、打たれ弱くなっていますね。
ちょっとしたことで、ダメになってしまう。
情けないんですが、事実、そうなんです。(これは、僕のことです)
母にも、『あんた、そんなことで、どうするんね!』なんて言われますが、どうにもならないんですよね・・・こればかりは。
働くのは何のため?
総務省統計局の調査では、こんな結果が出ています。
60歳~64歳の男性で、何らかの形で働いている人は、81.1%もいるんだそうです。
働いていない人は、たったの18.9%です。
すごい時代ですね・・・
さらに、65歳~69歳の男性になると57.2%、70歳~74歳でも38.1%の人が、働いているみたいです。
驚くことに、75歳以上でも14.8%の人は、働いているようです。
僕には、信じられません。
なぜ、そんなに働くのか?
やはり、『お金のため』といった答えが多いみたいです。
その他には、『健康のため』、『社会とつながるため』のようです。
ん~、僕からすれば、『お金のため』は理解できます。
もし、生活費が足りないのであれば、働くしかありません。
でも、『貯金をするため』であれば、そんな必要ないんじゃないかと思うんですがね。
中には、年金を貯金する人もいるくらいですから、日本人とは、お金に対する不安が強いんだと思います。
『健康のため』に働くって方は、きっと、精神を病んだことが無いんだと思います。
僕は、『雇われる仕事』は、健康に悪いと思っています。
特に、心の健康には最悪だと思います。
上司や同僚から受けるストレスは、大変なものですからね。
今の僕では、受け止めきれないような気がします。
最後に
僕のブログを読んで、メールをくださる方がいらっしゃいます。
その多くは、精神的に追い込まれて、『仕事を辞めたい!』と言われる人がほとんどです。
僕の経験でしかありませんが、精神的にダメージを受けると、立ち直りが遅いです。
しかも、ガラスのように弱くて不安定です。
ですので、少しでも軽症のうちに、つらい環境から脱出することをお勧めします。
ずっと働ける人は、運よく、体と精神が健康な人だと思うんです。
今後、年金も少なくなりますので、働き続けないといけません。たぶん。
であれば、体の健康も大事ですが、心の健康も大事にしてほしいと思います。
心って、外から見ても、病んでいるかどうか分かりませんからね。
自分しか分からないんです。
無理は、絶対にしてはいけません。
心が元気になれば、また、仕事は始められます。
ちょっと、大げさかもしれませんが、僕の思いを書いてみました。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。
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