こんにちは。たかです。
『働き方改革』という名の、賃金カットが行われていますね。
こんな言い方すると、悪意がありますが・・・
僕は、営業職だったので、何時間働いても残業代は出ませんでした。
ですので、早く仕事をやめて家に帰っても、なんの影響もありませんでした。
ところが、残業代が生活費に直結している方もいるんですね。
大和総研の試算では、働き方改革によって、残業代が国全体で年間8.5兆円も減るんだそうです。
あまりピンときませんが、これは年間で日本人が受け取る給与総額263兆円の約3%に匹敵するそうです。
簡単に言えば、『3%ほどお給料が減りますよ!』ってことでしょうか?
仕事量は変わったか?
おそらく、仕事量に関しては、そんなに変わってないんじゃないでしょうか?
まあ、会社側も、若干むだな仕事は削減したでしょうが。
それよりも、大きく変わったのは、『仕事をやっている場所』じゃないでしょうか?
要するに、仕事を会社でやるんじゃなくて、家でやる。あるいは、カフェとかファミレスとかでやる。
僕は、既に仕事を辞めてしまっていますが、ファミレスで遅い時間に仕事をしている方を見かけます。(僕も行っているってことか?)
普通なら会社でやる仕事を、会社で出来ないもんだから、持ち帰っているんでしょうね・・・
お給料が減った影響は?
僕みたいに、最初から残業代が出ないような仕事なら影響ないでしょうが、事務所内での仕事をされているような方は、影響大でしょう。
極端な例ですが、こんな方もいらっしゃるみたいです。
『働き方改革を見据えた残業規制で、年収が300万円も減ってしまった』そうです。
残業代で300万円って、月になおせば、約25万円です。
ちょっと、もらいすぎですよね・・・
さらには、こう言われています。
『残業代やボーナスで払えるだろうと思い、ちょっと背伸びをして、月の返済額が20万円近い住宅ローンを組んでいました。でも、こんなにも減らされたら、ひとたまりもありません。数か月返済を滞納していましたが、銀行から督促状が届き、ついに今年初め、家を手放しました』だって。
家は無くなり、おそらく、手元に残ったのは、借金だけでしょう。
働き改革って、恐ろしいですね。
最後に
働き方改革で、国民の所得は、激下がりになっているかもしれません。
中には、完全に残業をやめて、夜の時間を自由に使っている方もいるでしょう。
ってことは、今まで使わなかったお金が出て行っている可能性があります。
たとえば、仕事帰りに、英会話教室に行くとか、ジムに通うとか、あるいは、居酒屋に行ってしまうような人もいるでしょう。
ある意味、余計な出費が発生しているような気がします。
国って、『老後2000万円必要ですよ!自分で準備してね!』って言っている反面、お給料は減らすし、お金を使わせようとする・・・
案外、会社を辞めて、家で好きなことして生活している方が、お金が貯まるかもしれませんね。
無駄な出費はしませんし、小銭くらいなら稼げるでしょう。
いかにお金を使わず、楽しい時間を過ごすか?
これが、退職者の知恵の出し所ですね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。