こんにちは。たかです。
30代でも、なかなか正社員で再就職するのって、大変なんですね。
50代の僕なんか、ほとんど、不可能に近いんでしょうね・・・
今日、こんな記事を目にしました。
『39歳貯金600万円。勤務先が倒産し、その後就職できません』です。
勤務先が倒産・・・つらいですね。
でも、その後、正社員として再就職しようとしたらしいですが、難しいようです。
さて、どうしたものでしょうか?
登場するご家庭は?
旦那さん48歳、奥さま39歳、お子さんはいらっしゃいません。
月の収入は、旦那さんが37万円あるそうです。
ボーナスはありません。
貯金は、投資も合わせれば600万円お持ちのようです。
支出は?
一方、支出はどうなんでしょうか?
・家賃:5万円
・自動車ローン:2万円
・車両費:2万2000円
・食費:8万円
・光熱費:1万4000円
・通信費1万8500円
・趣味娯楽:2万円
・こづかい:5000円
・雑費:5万円
・保険:2万6500円
合計すると、約30万円になります。
月の収入は37万円ですから、37万円ー30万円=7万円の貯金が出来ができます。
年間では、7万円×12か月=84万円を貯金することが出来ます。
60歳まで働けたら?
旦那さんは、契約社員なんだそうです。
定年は70歳なんだそうですが、雇用契約は1年更新のようです。
ちょっと、不安になりますね・・・
もし、65歳まで働くことが出来れば、どうなるでしょうか?
旦那さんが65歳になるまで、あと17年あります。
ってことは、84万円×17年=約1400万円を貯めることが出来ます。
貯金が600万円ありますので、合わせれば、1400万円+600万円=2000万円ってことになります。
仮に、公的年金が夫婦で10万円だとします。
すると、月の生活費は30万円ですから、20万円が不足するってことになります。
年間では240万円を貯金から切り崩すことになるわけです。
貯金が2000万円あったとしても、2000万円÷240万円=約8年で底をついてしまいます。
パートで働く
奥さまが正社員として働く必要はないかもしれません。
パートではどうでしょうか?
月に5万円稼ぐことが出来れば、どうなるでしょうか?
旦那さんが仕事を辞めるまで、働いたとします。
すると、5万円×12か月×17年=約1000万円稼ぐことが出来ます。
ってことは、このご家庭の貯金額は、2000万円+1000万円=3000万円ってことになります。
生活費削減
さらに、生活費をカットしたらどうでしょうか?
まずは、食費です。
外食が多いようですので、そこをガマンするしかありません。
3万円はカット出来るでしょう。
次に、雑費です。
日用品に2万円も使っているようです。
毎月2万円も何を買うんですかね?
さらに被服代として、1万円使っています。
毎月、洋服を買う必要はありません。
ってことで、2万円はカット出来ると思います。
最後に、保険です。
お子さんもいませんので、保険は必要ありません。
貯金を残せば良いだけです。
なので、医療保険以外はやめてしまいます。
すると、1万5000円はカットできるはずです。
これらを合計すると、3万円(食費)+2万円(雑費)+1万5000円(保険)=6万5000円になります。
すると、生活費は、30万円ー6万5000円=23万5000円になります。
年金は10万円ですから、不足額は13万5000円ってことになります。
年間では、約160万円です。
貯金は3000万円ですから、3000万円÷160万円=約18年で底をつくことになります。
ってことは、旦那さん83歳、奥さま74歳まで、生き延びることが出来そうですね。
最後に
もっと、生活費を切り詰める必要があるかもしれません。
それと、年金額がいくらになるのか、確認する必要がありますね。
我が家の場合、家賃なしで、月に15万円以内で生活出来ています。
なので、このご家庭も、20万円以内では生活できると思うんですがね・・・
いかがでしょうか?
今のうちから生活費をカットして、貯金にまわせば、十分生きていけるんじゃないでしょうか?
稼ぐことも大事ですが、節約する方が、簡単じゃないでしょうかね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。