こんにちは。たかです。
僕は2019年3月末で会社を早期退職しました。
その準備として、ライフプランシートを作成しました。
その時、かならず必要になるのが、『家計簿』です。
現在、いくら生活費がかかっているのかを確認しないといけません。
ところが、我が家の家計簿は、かなり適当でした。
『家計簿は細かくつけなくてもいい!』って方もいらっしゃいますが、あまりにも大雑把だと、役に立ちません。
今日、こんな記事を目にしました。
『38歳子ども3人、貯金15万円。国民年金は免除申請中で、老後も心配』です。
このご家庭の家計簿を見ながら、どうしたらいいのかを考えてみました。
登場するご家庭は?
旦那さん41歳、奥さま38歳、12歳・2歳・0歳のお子さんがいらっしゃいます。
旦那さんは自営業をされています。
なので、月の収入はサラリーマンのように、一定ではありません。
収入が少ない月は、ギリギリか赤字になっているようです。
では、このご家庭の家計簿を書いてみたいと思います。
どんな家計簿なのか?
《収入》
・旦那さん:30万円~50万円
・奥さま:5万円~6万円
・合計:35万円~56万円(プラス児童手当4万円)
《支出》
・家賃:7万5000円
・車両費:9000円
・食費:6万5000円
・光熱費:3万円
・通信費:2万7800円
・教育費:5000円
・こづかい:5万円
・雑費:21万円
・保険料:3000円
合計すると、約47万5000円です。
ん・・・収入が少ない時は、かなり、赤字じゃないのかな?
この中で、ちょっと、違和感があるのが、『雑費』ですね・・・
月に21万円って、何に使っているのか?
少し、大雑把すぎるような気がするんですが・・・
雑費の中身は?
さて、この雑費の中身ですが、こんな感じです。
・日用品:1万5000円
・ペット費:1万円
・夫(事業費・こづかい):15万円
・固定電話:5000円
・ペット保険:3300円
・カード返済:5000円
・小学校集金:5000円
・保育料:5000円
・子供の積み立て:9000円
よーく見てみると、ペット関連で、月に1万3300円かかっています。
これは、『ペット費』として別に項目を作ったほうがいいですね。
次に、固定電話は、通信費になるでしょう。
それから、小学校の集金、保育料は、『教育費』じゃないですかね?
そして、子供の積み立ては支出じゃないですから、『積み立て』として別に項目を作ったほうがいいと思います。
最後に、旦那さんにかかっているお金です。
事業費は、家計の中から出すものなんでしょうか?
利益の中から事業費を引いたものが、収入になるんじゃないですかね?
なので、15万円がすべて事業費だとすれば、収入は、15万円~35万円ってことになります。
家計簿を書き直してみると・・・
《収入》
・旦那さん:15万円~35万円
・奥さま:5万円~6万円
・合計:20万円~41万円(プラス児童手当4万円)
《支出》
・家賃:7万5000円
・車両費:9000円
・食費:6万5000円
・光熱費:3万円
・通信費:3万2800円
・教育費:15000円
・こづかい:5万円
・雑費:2万円
・保険料:3000円
・ペット費:1万3300円
・積み立て:9000円
合計すると、月の生活費は、約32万円になります。
こんな感じにすると、分かりやすくなりませんかね?
月の収入は、少ない時で20万円ですから、月に20万円で生活しなければ、赤字になるわけです。
もし、収入が多い時は、貯金にまわせば良いだけですからね。
どうするか?
なかなか20万円に抑えるのは、難しいかもしれませんね・・・
あと12万円も生活費をカットしないといけませんから。
食費、光熱費、通信費、こづかいを減らすしかないでしょう。
それでも、12万円は無理かな・・・
ペットも飼いたいかもしれませんが、そんな余裕はないかもですね。
あとは、収入を増やすしかありません。
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最後に
家計簿をごちゃごちゃにつけていると、あまり役に立ちません。
ごちゃごちゃにつけていると、どこをどれだけ節約すればいいか、分からないんですね。
特に、『雑費』が21万円なんかになると、どうしていいのか分かりません。
なので、『雑費』ではなく、どこかに振り分ける必要性があるんです。
そうすれば、何にお金を使っているかが分かるようになります。
『雑費』とか『その他』とか、抽象的な項目は、出来るだけ作らない方が良いですよ。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。