子供からの支援が無くても生きていけるようにしておく必要がある。

 

こんにちは。たかです。

子供が大きくなり、社会人になっても、同居している方って、多いと思います。

その方が、子供としても、家賃や生活費がかからないので、お金を貯めやすいですからね。

その場合、子供から、少しくらいは生活費をもらうことになると思います。

親からすれば、子供から数万円でももらえれば、収入になりますから、助かるかもしれません。

今日、こんな記事を目にしました。

『子どもからの援助が命綱!老後破産の危機に瀕した50代夫婦』です。

どうやら、子供からもらっている生活費が無いと、暮らしていけないみたい・・・

『今から、投資をしてお金を増やした方が良いんだろうか?』みたいなことまで、考えているようです。

ん~、どんな生活しているんでしょうね?

ちょっと、書いてみたいと思います。

登場するご家庭は?

旦那さん51歳、奥さま52歳、29歳と26歳のお子さんがいらっしゃいます。

月の収入は、旦那さんが16万円、奥さまが18万円ですので、合わせれば34万円になります。

加えて、お子さんから3万円ずつ、生活費としてもらっているようです。

なので、月の収入は、34万円+6万円=40万円ってことになります。

ボーナスは、年間で15万円だそうです。

ちなみに、貯金は800万円お持ちのようです。

支出は?

一方、支出はどうなんでしょうか?

・住居費:8万円

・食費:5万円

・光熱費:1万2000円

・保険料:1万7000円

・通信費:1万7000円

・車両費:3万円

・お小遣い:5万円

・その他:5万円

合計すると、約30万円になります。

月の収入は、40万円ですから、毎月10万円の貯金が出来るようです。

ところが、このご夫婦は、『子供が入れてくれる生活費が無くなったらどうしよう?』と思っているわけなんです。

みなさんは、どう思いますか?

ぱっと見、大丈夫そうに見えるんですがね・・・

お子さんが入れてくれる生活費が無くても、ご夫婦だけで、34万円の収入があるわけです。

ってことは、34万円ー30万円=4万円を貯金することが出来ます。

年間では、4万円×12か月=48万円を貯めることが出来るんです。

ボーナスからは、貯金していないようです。

65歳まで働けば・・・

もし、65歳まで働くとすれば、あと13年あります。

ってことは、48万円×13年=624万円を貯金することが出来ます。

現在の貯金は800万円ですから、800万円+624万円=約1400万円が老後資金になります。

ん・・・なんとなく、心細いような気もしますね。

年金額15万円だったら・・・

このご夫婦の年金額は分かりません。

仮に、ご夫婦で月に15万円だったとします。

すると、月の生活費は30万円ですから、年金だけでは15万円たりません。

年間では、180万円たりないってことになります。

これを貯金から切り崩すとすれば、1400万円÷180万円=約8年で貯金は底をついてしまいます・・・

ってことは、旦那さん73歳くらいで、一文無しになってしまいます。

たしかに、ちょっと、厳しいかな・・・

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生活レベルを落とす

まずやらないといけないのは、年金の確認ですかね?

それによって、『いくら節約しないといけないか?』がハッキリとしてきます。

あと、やれることと言えば、生活費を抑えることしかないですね。

働くと言っても、限界がありますからね。

このご夫婦の場合、いちばんの弱点は、『家賃がかかる』ってことです。

現在、毎月8万円も家賃を払っています。

これが無ければ、かなり、生活費を抑えることが出来るんですがね・・・

やはり、老後は、家賃がかからないように準備しておいた方が良いようです。

もし、賃貸に住み続けるのであれば、ある程度のお金は準備しておかないといけないようです。

最後に

仮に年金額が月に15万円だとしたら、このご夫婦の場合、月の生活費を20万円くらいにしないと、きびしいかもしれません。

今より、10万円ほど、生活費をカットしないといけません。

そうなると、家賃以外に使えるお金は、約12万円ってことになります。

その為には、こんなことが必要かもです。

・保険を最低限にする。(-10000円)

・携帯を格安スマホにする。(-10000円)

・こづかい減らす(-2万円)

・その他の見直し(-3万円)

・食費を下げる(ー2万円)

このくらいやらないと、老後破産するかもしれませんね・・・

子供が巣立ったあとは、出来る限り、夫婦の生活費は抑えておいたほうが良さそうです。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。