こんにちは。たかです。
先日、妻と一緒にショピングモールに行ってきました。
緊急事態宣言も解除され、かなりの人出でした。
妻の買い物が終わるのを、椅子に座って待っていると、後ろから僕の肩を『トントン』と叩く人が。
振り返ってみたら、勤めていた会社の後輩でした。
彼に会うのは、10年ぶりくらいでしょうか?
久しぶりだったので、いろいろと話をしました。
すると、彼が、こう言ってきたんです。
『たかさん、今はどこにいるんですか?』って。
彼は、僕が会社を辞めたことを知らなかったんです。
まあ、ウソもつけませんので、正直にこう答えました。
『実は、会社を辞めて、今は無職生活よ!』って。
すると彼は、こう言うんです。
『えっ?』
『そんなにお金貯めてたんですか?』
『最低でも、60歳の時には、2000万円いるみたいですよね』
『たかさんだったら、3000万円くらいは、いるんじゃないですか?』だって。
60歳で2000万円?
彼の言葉を聞いて、ちょっと、不思議でした。
なぜ、60歳で2000万円なのか?
なので、彼に、こうきってみたんです。
『60歳で2000万円必要なの?』って。
そしたら、彼は、こう言って来ました。
『あれ?』
『たかさん、知らないんですか?』
『老後に2000万円は必要らしいですよ!』って。
どうやら彼は、『老後2000万円必要=60歳時点で貯金2000万円必要』と思っていたようです。
老後2000万円って何歳のこと?
なぜ、老後に2000万円必要なのか?
金融庁の発表では、高齢の無職夫婦の収入は20万9000円、支出が26万4000円なので、毎月5万5000円が不足になる。
仮に、30年生きたとすれば、5万5000円×12か月×30年=1980万円が不足する。
なので、老後には、2000万円必要。
こんな感じだったと思います。
では、『高齢の無職夫婦』って、何歳なのか?
調べてみたら、『夫65歳以上、妻60歳以上の二人世帯』のことのようです。
ってことは、老後とは、60歳ではなくて、65歳のことのようです。
老後2000万円問題は間違って伝わっているのか?
どうやら、彼は、間違っていたようですね。
でも、この会話をした時、確信が持てなかったので、訂正することはしませんでした。
もしかしたら、『老後2000万円問題』って、間違って国民に伝わっているのかもしれませんね。
みなさんの周りにも、同じ間違いをしている人がいるかもしれません。
その時は、ちゃんと、教えてあげたほうが良いかもですね。
でないと、60歳の時に気がついても、手遅れになるかもしれませんから・・・
そんな、のんきな人はいないか・・・
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最後に
彼と別れ際に、こんなことを言われました。
『たかさん、僕も、そうそろそろ、会社を辞めようと思っているんです』
『その時は、連絡するので、いろいろ教えてくださいね』だって。
ん・・・
やっぱり、老後2000万円問題を正確に教えてあげた方がいいのかな・・・
じゃないと、お金が足りなくなるかも。
そんなことを、家に帰ってきてから、思っておりました。
でも、おそらく、彼は会社を辞めないでしょう。
だって、僕と違って、出世していましたからね。
どうやら、僕みたいなポンコツではなかったようです。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。